広島県北広島町西八幡原の八幡小近くで、低空飛行する米軍機とみられるジェット機を、住民が鮮明に写真撮影していたことが28日、分かった。住民団体「米軍の低空飛行の即時中止を求める県北連絡会」は、米海兵隊岩国基地(岩国市)に所属する海兵第121戦闘攻撃中隊のFA18ホーネット戦闘攻撃機と分析している。
撮影したのは中村英信さん(43)。6月22日午後3時45分ごろから約15分間、2機が八幡小近くの自宅上空で、東から西への飛行を繰り返したという。25カットをとらえた。中村さんは「米軍機は毎年5〜7月によく見るが、今回はかなり低空だった。会話できないほどのごう音が響いた」と話した。
県北連絡会の岡本幸信事務局次長(45)が、機体や尾翼のマークから機種を分析した。ホーネットは、3月から6カ月の部隊交代計画に基づき岩国基地に駐留している。岡本事務局次長は「文字が見えるほど鮮明に機体が写っているのは、地上近くを飛んだ証拠だ」と指摘する。
県国際課は、6月22日の目撃情報を中国四国防衛局を通じて岩国基地に照会。「岩国基地所属の航空機が訓練した。飛行ルールは守っている」との回答があった。
【写真説明】<上>広島県北広島町西八幡原の上空を飛行する米軍機とみられる機体。写真中央の黒い横線は電線<下>形状が鮮明に分かる米軍機とみられる機体(いずれも6月22日午後3時45分ごろ、中村英信さん撮影)
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