'12/1/26
写真家・堀市郎の作品発見<動画あり>
明治〜大正時代に米ニューヨークで活躍した松江市出身の写真家、堀市郎(1879〜1969年)が撮影した作品120点が見つかり、調査に当たった松江歴史館(松江市)が報道陣に公開した。親友だった野口英世の妻メリーや、日露戦争で連合艦隊を率いた東郷平八郎、ハリウッドで活躍した俳優の早川雪洲の肖像写真などがある。
写真は2010年2月、堀のおい佐野好作さん(91)=埼玉県川口市=の自宅で見つかった。歴史館が昨年秋に借り受け、撮影された人物などを調査。これまでに7人を特定した。
歴史館によると、堀は1901年に21歳で渡米し、ニューヨークでスタジオを開業。研究で滞在していた野口夫妻と同じアパートの隣室で暮らし、深い親交があった。
バレリーナのアンナ・パブロアや舞踊家イザドラ・ダンカンの肖像写真などで知られ、現地では「ポスターが堀のものでなかったら一流でない」と高い評価を得ていたという。
歴史館の西島太郎学芸員は「あまり知られていない堀の活躍をひもとく貴重な資料。米国で成功した地元出身写真家の再評価につなげたい」と話している。
歴史館は3月20日から5月5日まで、保存状態の良い37枚の写真を展示する。
【写真説明】松江歴史館が公開した堀の作品。手前左は野口英世の妻メリーの肖像写真








