中国新聞

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中国新聞情報文化センター
   料理教室講師
 勝原京子さん



 日本料理に比べると季節感が乏しいとも言われる中華料理。「彩 りを工夫すれば、早春の華やかな感じが演出できますよ」と中国新 聞情報文化センター料理教室講師の勝原京子さんは話す。アボカ ド、三色ピーマンのパステルカラーが食欲を誘う「カニ玉変わりあ んかけ」と、「辣子鶏丁(ラー・ヅー・チイ・テイン)」を紹介してもら う。

 中華の定番でもあるカニ玉のあんかけ。今回はグリーンピースの 代わりに細切りにしたアボカドを使う。植物性脂肪が多く「森のバ ター」と呼ばれるほど栄養価が高い。とろっとした食感が楽しめ る。生食できる果物なので火を通しすぎないこと。

 カニ玉をおいしく仕上げるコツは卵を混ぜすぎて腰をなくさない ことと、半熟より少し熱を入れた程度の焼き加減だ。いため油を十 分熱していないと油っぽくなるので注意。油を大きく包み込むよう に混ぜる。

 辣子鶏丁の「丁」は、さいの目に切るという意味。いため始める と、ニンニク、トウバンジャンの香りが食欲をそそる。ご飯が進む 一品だ。好みでトウバンジャンを増減する。

 材料はいずれも6人分。

カニ玉変わりあんかけ

かに玉
【材料】
カニ玉(卵5個、カニ缶<小>2/3缶、長ネギ1/2本、塩小 1/4)、いため油大4、かけあん(生シイタケ2枚、アボカド1/3個、 カニ缶<小>1/3缶、中華スープ1カップ、砂糖大1、薄口しょうゆ 大11/2、かたくり粉大1弱、水大2、酢大1)
【作り方】
(1)カニは1cm長さに切りほぐす、長ネギは縦2つ3つ に包丁を入れ、5mmぐらいの小口に切る。
(2)卵は割りほぐし(1)、塩 を加え、はしで白身を切るようにざっくりと混ぜる。
(3)中華なべを 温め、いため油を満遍なくよく熱し、(2)を一度に入れて下の方が固 まりかけたらフライ返しで大きく2〜3回混ぜ、形を整え盛り皿に 移す。
(4)生シイタケは石づきを取り、アボカドは皮と種を取りいず れも細切り。
(5)とりがらスープのもとを加えたスープを火にかけ、 砂糖、薄口しょうゆで味を調え、生シイタケを入れ火が通ったらア ボカド、ほぐしたカニを加え、ひと煮立ちさせ、水溶きかたくり粉 と酢を加える。
(6)(3)に(5)をかけ、熱いうちにいただく。
辣子鶏丁
(ラー・ヅー・チイ・テイン)

辣子鶏丁
【材料】
若トリもも肉(皮はぎ)250〜300g、A(し ょうゆ、酒各小11/2、ショウガ汁少々)、上新粉大2強、干しシイ タケ3枚、ピーマン赤、青、黄各1/2個、ネギ1/2本、キクラゲ大1 枚、ニンニク1かけ、トウバンジャン小1、B(スープ1/2カップ、 しょうゆ大11/2、オイスターソース大1、砂糖小2、トマトケチャ ップ、酒各大2、うま味調味料)、揚げ油
【作り方】
(1)トリもも肉は2cm角に切りAで下味をつける。
(2)干 しシイタケは戻し、軸を落とし2cm角に切る。ピーマン、キクラゲ も2cm角、ネギは小口切り、ニンニクはたたいてつぶす。
(3)Bを合 わせる。
(4)(1)に上新粉をまぶし、たたくようにして落ち着かせ、油 でからりと揚げておく。
(5)中華なべに油大1を熱し、ネギ、ニンニ ク、トウバンジャンをいため、香りが出たらシイタケ、ピーマン、 キクラゲを加えていため、(4)を戻してBを加え、手早く仕上げる。

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