中国新聞


イタリアンで地魚メニュー
広島の11店が共同企画 8月末まで!

尾道市内の朝市で、地魚を使ったイタリア料理を子どもたちに振る舞う「広島イタリア組」のシェフたち

 広島市内のイタリア料理店十一店が今月いっぱいの期間限定で、瀬戸内の魚介を使った「地魚メニュー」を出している。夏休みの最後に、ご家族でシェフ自慢の一品を食べ比べてみませんか。(中村昭子)

■瀬戸内産の「うまさ」伝える
アラやエビ、サザエなどがふんだんに入った「マンジャ ペッシェ」の特製魚介鍋
「スプリッツ」のイタリア版ブイヤベース。アサリやタコ、アワビなど具だくさん

 広島市中区のイタリア料理店「スプリッツ」のオーナーシェフ、井手本将典さん(41)の呼び掛けで、業界の十店が賛同。「広島イタリア組」と名乗り、八月初めから一店一品ずつ、地魚をあしらったパスタやブイヤベース、スープなどの新メニューを加えている。

 「家庭で魚離れが進み、食卓に魚料理が並ぶ回数が少なくなってきた」。尾道市の漁業後継者グループ「尾道新鮮組」の代表で、井手本さんと親交のあった漁師浜田誠治さん(43)の嘆きが発端だった。

 「生きのよい魚が、目の前の瀬戸内海で捕れるのに、もったいない。地魚のうまさを見直さないと」。培った料理の腕が役に立てばと、井手本さんの持ちかけた案が「地魚メニュー」だった。

 今月十三日には「尾道新鮮組」の肝いりで、「広島イタリア組」のシェフ六人が尾道市内であった土曜朝市に参加。テント屋台を開き、地魚をイタリア料理に仕立て、振る舞った。

 エビ、カニ、シャコ、ホゴメバル、タイ…。ニンニクやオリーブ油、香辛料で風味を付けた、見慣れた魚の思いがけない味に市民は驚き、テント前には約五百人が列をつくった。用意した料理は、朝六時から三時間半ですっかり底をついた。

 朝市に参加した「ガビアーノ」のシェフ永迫正憲さん(52)は「ものすごい反響で、うれしい。地魚メニューを味見して覚え、家庭でもぜひ、子どもたちに食べさせてほしい」と話していた。

広島市内のイタリア料理店11店が取り組む「地魚メニュー」
(8月中)
店名(住所)電話番号メニュー
クチーナ ビアンコ
(中区新天地)
082(504)4105シャコとグリーンアスパラガスのアーリオパスタレモン風味
ガビアーノ
(中区白島中町)
082(511)1575コチのナス巻グリル野菜のフリット添え
ラ・フォンターナ
(安佐南区祇園)
082(875)1120冷製カッペリーニ鮮魚のペスカトーレ
ラ・セッテ
(中区広瀬北町)
082(297)1207ハモの焼き霜と夏野菜の軽い梅風味のソース
リベロ
(中区幟町)
082(223)1122大野産大粒アサリのトマトスープ
ルーチェ デル ソーレ
(中区東白島町)
082(222)4400ハーブの香りの鮮魚の冷たいスープ
マンジャ ペッシェ
(中区上八丁堀)
082(511)1600特製魚介鍋
パパシャンゴ
(中区薬研堀)
082(244)8288マカロニ地アナゴと焼きナスのソース、黒オリーブ風味
リチェッタ ミヤガワ
(中区幟町)
082(222)3120ルーコラのニョッキと地ダコとアボガドのキャラメリゼ
スプリッツ
(中区幟町)
082(221)2753具だくさんな魚介のイタリア版ブイヤベース
トラットリア ヴィアーレ
(中区大手町)
082(244)3069地ダコと白インゲン豆のトマトビネガー煮

2005.8.25


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