今季初白星 うさ晴らす4ゴール

'99/3/27

サンフレ 4 0―0 1 浦  和
1勝3敗   4―1   1勝2分
(3)          け1敗
(5)

●…広島が得意のセットプレーからの攻撃などで、退場者の出た 浦和を圧倒。18シュートで4得点を挙げ、今季初白星を飾った。

広島は立ち上がりから、主導権を握った。前半こそ詰めが甘く無 得点だったが、後半開始直後の2分、フォックスのゴール正面22m のFKがゴールバーに跳ね返ったところを、上村が右足で押し込み 先制した。

7分後、FKから浦和・ペトロビッチに頭で合わされ同点とされ たが、広島は藤本、新人の高橋を投入して流れを取り戻した。32 分、藤本のFKをポポヴィッチがヘッド。ポストに跳ねたが、フォ ックスが頭で押し込み勝ち越しの2点目を挙げた。

このゴールに異議を唱えたペトロビッチが二枚目の警告で退場処 分になると、一方的な広島ペースとなり、藤本、久保が加点。浦和 を圧倒した。(小笠)

【写真説明】【広島―浦和】後半44分、今季初ゴールを決め、喜ぶ久保堰B左は浦和DF西

孝行息子2人「春の宴」演出

まずは桜の開花宣言に歩調を合わせたような今季初勝利に、祝杯 を上げたい。連敗のうさを晴らす一気の4得点は、まさに春の宴。 その号令は後半29分、藤本とルーキー高橋の出場からだった。勝利 の美酒を彼らの新鮮さが、ひと味もふた味も引き立てた。

藤本はFKから決勝点を演出し、さらに初得点。公約の阿波踊り も披露した。「これで吹っ切れてやれそうだ。もっと踊りたかった けど、勝てたのが一番うれしいね」。そのFKをもぎ取ったのは高 橋。「プレッシャーはあったけど、思い出の試合になります」。初 陣のピッチで縦横無尽に走った姿が、頼もしい限りである。

「2人とも技術と熱意がある。新しいものを注入したかった」。 こう着状態の試合展開を断ち切ったさい配の的中に、トムソン監督 は酔った。チームの連敗を止めた二人の孝行息子は、実生活でも親 孝行である。藤本は徳島の実家に毎月の仕送り。高橋がプロを選択 したのは、「進学で親への負担をさせたくなかったから」という。

印象的な声援もあった。高橋の出場に送られたサポーターの大き な拍手には、つぼみのルーキーに対する期待感があった。藤本のパ フォーマンスといい、この日ばかりは春をおう歌できる一戦であっ たことは間違いない。(木村雅)

▽J1勝敗表

試勝分敗勝得失 得

合 け ち   失

数数数数点点点 差 1清 水44001172 5 2鹿 島4301983 5 3磐 田4301983 5 4 柏 4301973 4 5名古屋4211753 2 6横 浜4202664 2 7平 塚4202645−1 7C大阪4202645−1 9V川崎4202657−2 10G大阪4202599 0 11浦 和4121535−2 12市 原4121436−3 13広 島4103355 0 14福 岡4103359−4 15神 戸4013127−5 16京 都4004016−5



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