柏 21―11 広 島
1勝1敗 1―0 1勝1敗
(3) (3)
●…広島は1―1で迎えた後半37分、柏の渡辺光に決勝ゴールを
許し、開幕2連勝を逃がした。
前半の広島は久保、大木の2トップが柏DF陣にマークされ、
藤本からのパスが通らず、好機をつくれなかった。前半21分には、大
野の左CKをサンパイオに頭で合わされ、先制された。しかし、36
分、藤本が相手DFのパスをカットし、GKの位置を確かめて、ル
ープシュートを決め、同点に追い付いた。
広島はこのカードのリーグ戦連敗が5となった。(松本)
【写真説明】前半36分、広島の藤本(左)がドリブルで持ち込んでシュートを決め、1―1とする
▽ラストパス 落ち着き・運動量、収穫あり
今話題の外務省ではないが、どうも、ここ関東地方は、サンフレ
にとって「伏魔殿」のようである。関ケ原を越えると、途端勝利に
見放され、昨年7月からこれでついに8連敗。よくもここまで、勝利の女神に嫌
われたものである。
とはいっても、まだ2戦目。国会のように、徹底追求しても仕方
があるまい。「寒さに耐え、よく頑張った。感動した」とまでは言
わないが、ここはポジティブに話を進めることにする。
負けはしたが、改革の成果は十分見てとれた。一つは、「慌てぐ
せ」の解消である。前線からプレッシャーをかけられると、決まっ
てミスを連発していたチームが、落ち着いて、守りから攻めへの形
をつくった。これは大きな進歩である。
二つ目は、運動量。前半は耐え、相手の動きが鈍ってきた後半
に、主導権を握る。スタミナ切れで、終盤に足が止まっていた昨季
には書けなかったシナリオである。これも、厳しい練習のたまもの
といえる。
このまま改革が進めば、補正予算を組み大型補強したクラブと
も、いい勝負ができるだろう。95年以降、低迷が続く「サンフレ景
気」。敗戦を糧に、低い前評判も、上方修正させたいものである。(小西晶)
▽藤本、2試合連続ゴール
開幕戦に続いて藤本がゴールを決め、柏サポーターの前で阿波踊
りを演じた。「あの場面、あれしかなかった。もちろん、狙ってま
した」。前半36分、相手DF陣の連係ミスを突いてパスを奪うと、
ドリブルでゴール右に突破し、GK南の位置を確かめて、ループシ
ュートを決めた。
札幌戦で左ふくらはぎを痛め、この1週間は別メニュー。体調は
万全ではないが、その分は頭でしっかり補った。
▽下田、DF陣の連係の悪さ指摘
計16本のシュートを2失点に切りぬけたGK下田は、DF陣の連
係の悪さを指摘した。「全体的に間延びしている」と振り返り、「うち本来のパスをつなぐという意識が欠けている」と唇をかみ、
修正点に挙げた。
特に、センターバックのビロングの動きの悪さが気になるよう
だ。ガジエフ監督も「柏のスピードが勝っていることもあるが、ビロ
ングはもっといいプレーができる選手なのに」と、天を仰いだ。
試勝分敗勝得失 得
合 け ち 失
数数数数点点点 差
1F東京2200652 3
2市 原2200631 2
3仙 台2200620 2
3横浜M2200620 2
5清 水2200420 2
6広 島2101363 3
7磐 田1100320 2
8G大阪1100310 1
9 柏 2101322 0
10京 都1001012−1
11東京V1001001−1
12浦 和2002002−2
12神 戸2002002−2
14鹿 島2002025−3
15名古屋2002003−3
16札 幌2002016−5
   
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