中国新聞サンフレ情報
守護神退場、鹿島に0―1'02/3/31


鹿  島 1 0―0 0 広  島
2勝2敗   1―0   2勝2敗
(6)          (6)

●…広島はGK下田のレッドカードによる退場で劣勢となり、0―1で鹿島に敗退。 ホームの連勝は5で止まった。

決勝点は後半25分。ペナルティーエリア付近で、鹿島・小笠原の FK。中田に頭で合わされ、ゴールへ押し込まれた。

序盤は互角だったが、前半32分の下田の退場が響いた。ゴール前 のスルーパスに飛び出し、柳沢と衝突。数的不利を強いられた。

その後、守備的布陣に変更。ビロングの果敢なカバーリングやG K尾崎の好セーブで、鹿島の攻めをしのいだ。攻撃は久保のカウン ターにかけたが、得点できなかった。(五反田

【写真説明】【広島―鹿島】後半25分、鹿島の中田(左から6人目)に頭で合わせられ、決勝点となるゴールを許す。GK尾崎

▽ラストパス サンフレ桜、耐えて咲け

散るは桜、薫るは梅。こんな言葉があるように、桜の魅力は、潔 いほどの散り際にあるという。ソメイヨシノが満開のここ広島ビッ グアーチでは、皮肉にも、サンフレ桜がわずか90分で葉桜になっ た。「王者鹿島を撃破し上位へ」と、もくろんでいたが、花の命 は、やはり短いようである。

日本代表5人を抱える鹿島の出来が悪かったこともあるが、立ち 上がりは、DFラインを高く保ち、全員の守備意識も統一されてい た。勝利を確信し、お花見気分でいたのだが、予想外の下田の退 場。突然の春の嵐の登場である。

常識的に考えれば、ここからは、ただ散るのを待つのみである。 この桜、簡単には散らなかった。7人でゴールを守り、狙うはカウ ンター。気持ちを切らさず、しっかりと抵抗した。「この2週間、 進めてきた守りの立て直しは、うまくいった」との声もあった。散 りはしたが、守備陣がつかんだ自信は、小さくはなかったはずであ る。

発展途上の広島にとって大切なのは、今満開であることではな い。一つの敗戦から、いかにチーム力を高めていくかである。全勝 は3チームだけという混戦J1。散る桜、残る桜も散る桜。全勝チ ームもいつかはつまずく。勝負は、まだ先にあるはずである。(小西晶


試勝分敗勝得失 得
合 け ち   失
数数数数点点点 差
1磐 田440012123 9
2仙 台44001193 6
3横浜M43101061 5
4清 水4400962 4
5F東京4211775 2
6G大阪4211765 1
7広 島4202685 3
8鹿 島4202655 0
9 柏 4202657−2
10市 原4202636−3
11神 戸4103345−1
12名古屋4103316−5
13札 幌41033410−6
14浦 和4013136−3
15東京V4004026−4
16京 都4004039−6


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