横浜M 21―00 広 島
5勝1分 1―0 2勝4敗
け (6)
(15)
●…横浜Mの堅い守りを崩せず、広島は0―2の零封負け。3連
敗となった。
先制されたのは前半15分。横浜Mの中村に、ペナルティーエリア
付近からのFKをゴール左隅に決められた。後半ロスタイムにも、
守りの一瞬のすきを付かれ、久永に失点を許した。
攻撃陣はパスの精度を欠き、苦しんだ。大木、ミロらが積極的に
ボールに絡んだが、ラストパスがつながらず、決定機をほとんどつ
くれなかった。6本のCKなどセットプレーを生かせなかったのも
響いた。(五反田)
【写真説明】【広島―横浜M】後半44分、横浜・久永の右足シュートがGK下田の足元を抜け、だめ押しの2点目。DF(5)駒野
▽ラストパス 速さ アイデア…芸術性に差
一つの光は一つの影を作り出す。昨秋は、仲良くJ1残留の瀬戸
際で苦しんだのに、時の流れは非情である。中村の芸術的なFKの
前に、3連敗。優勝争いに弾みをつけた横浜Mの輝きとは対照的
に、広島は、完全に日陰の存在となってしまった。
この両チームの差を「大量補強」を禁句に考えてみると、浮かび
上がるのが方向性。「サッカーはピッチ上の芸術」という格言に従
うなら、芸術性と表現してもいい。
芸術には、アイデア、ニュアンス、バランス、タイミングの4要
素が必要という。横浜Mのテーマは「高い守備意識」である。中盤
の厳しい守備でバランスを保つ。タイミングよくボールを奪えるか
ら、攻撃のアイデアも広がる。あとは、奥、中村らが微妙なニュア
ンスを調整し、作品は完成するのである。
一方、広島はラインを上げられず、中盤のバランスが悪い。プレ
ーにスピードがなく、攻撃のタイミングが遅れる。攻めのアイデア
はサイドからのクロスに集中する。11人の統一した主張は、最後ま
で示せなかった。
これを、単なる完成度の差と見ては危険だ。選手には迷いがあ
る。早く方向性を取り戻さないと、影はいずれ闇になる。まだ4月
だ、と甘く考えていたら、「芸術の秋」が恐ろしい季節になりかね
ない。(小西晶)
試勝分敗勝得失 得
合 け ち 失
数数数数点点点 差
1磐 田660017153 12
2横浜M651015102 8
3仙 台550014113 8
4G大阪631210127 5
5名古屋6303976 1
6清 水5401966 0
7 柏 63039910−1
8F東京62228811−3
9市 原5212747−3
10広 島62046911−2
11鹿 島6204659−4
12京 都620451011−1
13浦 和5113477 0
14神 戸6114457−2
15札 幌61053616−10
16東京V60151412−8
   
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