広 島 1 0―0 1 名古屋
1分け1敗 1―1 1分け1敗
(1) (1)
●…広島は、主力を欠く名古屋に苦戦。先制したものの、終了間
際に追いつかれ、痛恨の引き分けに終わった。
1―0で迎えた後半ロスタイム、名古屋の左サイドからのFKを
森山がヘディングシュート。下田がセーブしたものの、こぼれ球を
片桐に押し込まれた。
前半は、両チームともに中盤が機能せず、ロングボールのけり合
いとなった。後半24分、藤本のPKで先制したが、29分のミロの退
場で防戦一方に。6バックにしたが、守り切れなかった。(小西晶)
【写真説明】前半31分、藤本が右足でシュートするがゴールならず。DFは梅本
▽終始単調な攻め この問題かなり深刻
歯車がかみ合わないまま試合終了。「何を話せばいいのか…」。
試合後のインタビュールーム。しばらく言葉が出なかったガジエフ
監督のあきれた表情が、この日の内容の悪さを象徴した。
GK楢崎に加え、外国人3人が体調不良で欠場した名古屋。そん
な「1軍半」のチームに対し、リズムよく試合を進められない。
「プレーにスピードがなく、ミスも多かった」。ガジエフ監督の嘆
きの原因は、点の取れない攻撃にあった。
序盤からほとんどチャンスをつくれなかった。「最終ラインと前
線の距離が開き、効果的なパスがつながらなかった」と沢田。中盤
にスペースが空きすぎ、守りから攻めへの展開が遅れた。その結
果、攻撃パターンは、最近おきまりのロングパス主体という単調な
ものとなった。
前線も、スペースに走りこむ動きを見せたのは藤本だけ。当然、
攻撃のほとんどが藤本を経由することになり、「攻めのバリエーシ
ョンが少なくなった」(沢田)。「DFの段階でパスの出しどころ
が見つからない」と下田が言うように、この問題はかなり深刻とい
える。
3日の浦和戦からは、森崎和、駒野、茂木も戦列を離れる。「カ
ップ戦はまだある」とガジエフ監督。予想される若手の起用が、攻
撃陣復活のきっかけとなるか。(五反田)
   
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