中国新聞サンフレ情報
勝ち運なし ロスタイム、同点弾喫す'02/4/30


広  島 1 0―0 1 名古屋
1分け1敗  1―1   1分け1敗
(1)          (1)

●…広島は、主力を欠く名古屋に苦戦。先制したものの、終了間 際に追いつかれ、痛恨の引き分けに終わった。

1―0で迎えた後半ロスタイム、名古屋の左サイドからのFKを 森山がヘディングシュート。下田がセーブしたものの、こぼれ球を 片桐に押し込まれた。

前半は、両チームともに中盤が機能せず、ロングボールのけり合 いとなった。後半24分、藤本のPKで先制したが、29分のミロの退 場で防戦一方に。6バックにしたが、守り切れなかった。(小西晶)

【写真説明】前半31分、藤本が右足でシュートするがゴールならず。DFは梅本

▽終始単調な攻め この問題かなり深刻

歯車がかみ合わないまま試合終了。「何を話せばいいのか…」。 試合後のインタビュールーム。しばらく言葉が出なかったガジエフ 監督のあきれた表情が、この日の内容の悪さを象徴した。

GK楢崎に加え、外国人3人が体調不良で欠場した名古屋。そん な「1軍半」のチームに対し、リズムよく試合を進められない。 「プレーにスピードがなく、ミスも多かった」。ガジエフ監督の嘆 きの原因は、点の取れない攻撃にあった。

序盤からほとんどチャンスをつくれなかった。「最終ラインと前 線の距離が開き、効果的なパスがつながらなかった」と沢田。中盤 にスペースが空きすぎ、守りから攻めへの展開が遅れた。その結 果、攻撃パターンは、最近おきまりのロングパス主体という単調な ものとなった。

前線も、スペースに走りこむ動きを見せたのは藤本だけ。当然、 攻撃のほとんどが藤本を経由することになり、「攻めのバリエーシ ョンが少なくなった」(沢田)。「DFの段階でパスの出しどころ が見つからない」と下田が言うように、この問題はかなり深刻とい える。

3日の浦和戦からは、森崎和、駒野、茂木も戦列を離れる。「カ ップ戦はまだある」とガジエフ監督。予想される若手の起用が、攻 撃陣復活のきっかけとなるか。(五反田)


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