中国新聞サンフレ情報
遅過ぎた攻撃 守りの布陣が裏目に'02/9/18


G大阪  1 0―0 0 広  島
3勝1敗   1―0   2勝2敗
(8)          (5) 

●…広島は終了直前にG大阪・松波にゴールを決められ、0―1 で敗れた。

後半42分、G大阪の左サイド新井場のクロスをゴール前の松波が フリーでヘディングシュート。これが決勝点となった。

序盤からG大阪に圧倒的に攻め込まれた。何度も危ない場面があ ったが、ビロング、トゥーリオら守備陣が粘った。後半途中から茂 木、久保らを投入。後半41分にはカウンターから久保、森崎浩、茂 木へとパスが渡り、決定機をつくったが、決められなかった。   (五反田)

【写真説明】後半45分、広島・久保(右)がゴール前に持ち込んだものの、G大阪の木場(3)に阻止される

▽ラストパス 肉を切らせて骨を断て

孫子の兵法に、「李代桃僵」という言葉がある。李(すもも)を 犠牲にして桃を得る。つまり、ある程度の損害を覚悟して、より大 きな成果を目指す。「皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を断 つ」という戦術である。

攻撃型のG大阪に攻撃的に挑むとは、そういうことだと認識して いた。しかし、首脳陣の考え方は違っていたようである。久保、茂 木を先発から外し、藤本、高橋を起用した。4―3―3を機能させ るためには前線の運動量が重要とはいえ、これは、「守ること」を 考慮した布陣としか思えない。果たして、正しい選択と言えるのだ ろうか。

試合は案の定、一方的に守る展開。後半42分まで、皮も肉も切ら さなかったのだから、ある意味結果は残した。しかしそれは、「広 島は出てこず、守りに入っていた」(G大阪・西野監督)という状 況が生み出した負の産物である。トップに残っているのはエルツェ ッグだけで、全体が引きすぎて攻撃の形がつくれない。何のための 3トップか、分からなかった。

木村監督曰く、「内容に乏しい試合」で、李も桃も犠牲にした。 相手との力関係もあろうが、こんな試合はもう見たくない。    (小西晶)


試勝分敗勝得失 得
合 け ち   失
数数数数点点点 差
1磐 田4301963 3
2鹿 島4301986 2
3F東京4301953 2
4G大阪4301873 4
5浦 和4310863 3
6名古屋4211774 3
7東京V42026105 5
8神 戸4202644 0
9京 都4202637−4
10広 島4202555 0
11 柏 4031345−1
12市 原4103346−2
13仙 台4103336−3
14清 水4103327−5
15横浜M4103237−4
16札 幌4013136−3


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