京 都 2 1―0 0 広 島
4勝2敗 1―0 3勝3敗
(11) (8)
●…広島は3トップを軸とした京都の速い攻めに圧倒され、0―
2と完敗した。年間順位は15位となり、J2降格のピンチ。
広島の失点は、ともに右サイドを破られたものだった。前半44
分、朴智星のクロスを黒部に合わせられ、京都に先制された。後半
28分にも朴智星の突破から、黒部にゴールを許した。
運動量を欠いた広島は、中盤でボールを奪えなかった。前線の久
保、エルツェッグも生かせず、シュート4本に終わった。
(五反田)
【写真説明】前半44分、京都・黒部(右端)に先制ゴールを決められ、がっくりするGK下田(左端)ら広島イレブン
▽ラストパス 中盤機能せず 攻撃影潜める
名物にうまいものなし、なんて誰が言ったのか。黒豚、さつまあ
げ、地鶏の刺身、白熊…。食べに食べた鹿児島遠征の締めは、鴨池
で「京料理」をごちそうになる予定だったが、逆にまな板の上で料
理されてしまった。「わっぜ、げんね試合やっど」(なんて恥ずか
しい試合やってんだ)と嘆きたくなる旅の終わりである。
料理は素材が命といわれるが、この両チームを見る限り、選手の
素材はむしろ広島が上。ここまで出来に差がでたのは、その使い方
に問題があったといえる。広島の味とは、「攻撃性」である。これ
を引き出すために、攻撃能力の高い選手を先発で起用した。しか
し、中盤でボールを奪えないことは致命傷だ。2トップにはボール
が入らず、両サイドも上がれず。完全に味は失われた。
一方京都は、豊富な運動量をベースに、相手のサイド攻撃を消
し、早い展開で、徹底してラインの裏を狙ってきた。セカンドボー
ルを拾うことで、中盤も完全に支配。「これで戦っていくんだ」と
いう自信に満ちあふれた味であった。
選手はもちろん、料理人の腕にも問題はある。腕とは、流れを読
んで最善策を打つ能力である。残り9試合。素材はいいとはいえ、
もうあれこれ思案している場合ではない。(小西晶)
▽復帰上村も表情さえず
右ひざ前十字じん帯断裂で戦列を離れていた上村が、今季初出場
を果たした。
昨年12月以来の公式戦出場。ピッチでは盛んに指示を出し、イレ
ブンを鼓舞した。しかし、京都の黒部らに裏を取られるシーンもあ
り、「相手はつかまえにくい布陣だった。マークする相手を確認し
直す必要があった」と反省した。
90分間フル出場も実らず、完敗。復帰戦を白星で飾れず、「最終
ラインの押し上げがないと、いい攻撃につながらない。次節(10月
5日・仙台戦)はみんなで束になって戦いたい」と立て直しを誓っ
た。
試勝分敗勝得失 得
合 け ち 失
数数数数点点点 差
1磐 田650114134 9
2浦 和651013105 5
3鹿 島640212119 2
4G大阪640211106 4
5京 都64021178−1
6東京V631210148 6
7 柏 6231965 1
8F東京63039711−4
9神 戸6303888 0
10広 島6303867−1
11名古屋6213798 1
12仙 台6204668−2
13横浜M6213669−3
14市 原61053610−4
15清 水61053412−8
16札 幌6015149−5
   
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