広島ビッグアーチ
市 原 30―11 広 島
2勝1敗 3―0 1分け2敗
(6) (1)
●…広島は前半のリードを守り切れず2連敗。今季初勝利を逃した。
前半は守備陣が市原の攻めを封じ、優位に立った。16分に中央で李漢宰からパスを受けた森崎浩が左足で、25メートルのミドルシュートを決めて先制した。
後半は市原の速い攻めに圧倒された。12分に一瞬のすきを突かれ、巻のヘディングで同点。15分には阿部のミドルシュートで勝ち越しを許し、43分にも追加点を奪われた。広島は運動量が落ち、再三のカウンター攻撃もゴール前でボールがつながらなかった。(山中)
【写真説明】前半16分、森崎浩(右)がシュートを決めて先制する。(3)は市原のDF斎藤
◇森崎浩 鮮やか先制弾
森崎浩がJ1で1年4カ月ぶりのゴール。得意の左足から繰り出したミドルシュートは右ゴールポスト内側に当たり、ゴールラインに沿って左隅へ。「外れたと思ったけど、みんなが喜んでいたので入ったと分かった」と笑顔がこぼれた。
勢いづいたチームは前半、市原を圧倒したが、追加点が奪えないまま後半に反撃を浴びた。「前半のプレーを90分間続けられ、もう1点が取れるチームにならないとJ1では勝てない」と表情を引き締めた。
なかなか春が訪れない広島の悲哀は、今話題の競走馬・ハルウララとよく似ている。脚質は「先行逃げ切り」。序盤こそ勢いがあるが、終盤は必ず失速する。逃げ切るだけのリードも力もないから、「内容はよくても結果が出ない」というシナリオに陥ることになる。
その意味では、この試合はチャンスだった。前半の市原は、「これ以上最悪なプレーはない」とオシム監督が激怒するほど低調。加えて、広島は今季初めて前半に先制した。「高い位置でボールを奪い、ロングボールで裏を狙う。見事に型にはまった」と李漢宰。初勝利への期待が高まったのも無理はない。
問題はその後だ。1点で市原に勝てると思ったわけではあるまいが、「追加点を取りたいのか、守りにきているのか分からなかった。あと1点で試合は終わっていたのに」とオシム監督。追加点が取れないうちに、運動量が落ち、プレスが効かなくなった。J屈指の市原攻撃陣にあっさりと差されてしまったのである。
脚質は簡単には変わるまい。森崎和のいうように「運動量が落ちた時、どのように守るかを徹底する」ことも大事だろう。いずれにしても、ハルウララのように連敗して喜ばれる状況ではない。次節の大分戦は必勝である。(小西晶)
試勝分敗勝得失 得
合 け ち 失
数数数数点点点 差
1磐 田3300982 6
2G大阪3210761 5
3市 原3201673 4
4 柏 2200631 2
5F東京3201654 1
6神 戸3120521 1
7鹿 島2110432 1
8浦 和3111466 0
9大 分3111433 0
10横浜M3111435−2
11名古屋2101334−1
12新 潟2011101−1
13広 島3012125−3
14清 水3012127−5
15C大阪3003048−4
16東京V3003026−4
    
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