中国新聞サンフレ情報
春遠し 3連敗'04/4/10

大分スポーツ公園総合競技場


2勝1分   1―1   1分け3
け1敗          敗   
(7)          (1) 

●…広島は初対戦の大分に屈して3連敗。初白星を挙げられなかった。

序盤は動きが緩慢で、大分のカウンター攻撃につけこまれた。前半7分、DF陣がロングパスを受けた高松に抜かれ、先制を許した。

前半の終盤からはボールを支配。左サイドから再三好機をつくり、後半4分に服部のクロスを森崎和が頭で合わせて同点とした。しかし、動きが鈍った41分、相手ロングボールに左サイドの守りの対応が遅れ、三木に決勝点を奪われた。広島は相手の2倍以上の11本のシュートを放ちながら、あと1点が遠かった。(山中)

【写真説明】後半7分、森崎浩(手前)が大分・三木に倒されながらもシュートするが、ゴールを割れず

▽キックオフ 得点欠乏は心の問題

広島市内では桜が散り始めているのに、「サンフレ桜」は開花しない。勝てない理由は明確である。現状では「1得点じゃJ1で勝てない」(森崎浩)からだ。勝ち点3を挙げるには、追加点を奪える決定力をつけるしかない。

1点を追う後半、小野監督は攻撃的な布陣を取った。「3バックから4バックに変更し、攻撃に人数をかけた」。直後の4分に森崎和が同点ゴール。29分には吉田に代えて真中を投入し、2トップにして攻め続けた。

ただ、選手たちが応えられなかった。同点後、再三シュートを放ちながら追加点を奪えない。逆に41分、服部とリカルドの連係ミスから決勝点を許した。吉田は「(攻守とも)失敗した選手だけでなく、周囲を含めて意思の疎通が図れていない結果」という。問題は技術面以上に精神面にあるようだ。

応援席には「負けに慣れるな。結果にこだわれ!」と厳しい激励の横断幕が張り出されていた。服部は「サポーターの言う通り。もっと集中し、連係を高めていかなければ…」と反省を込めた。「開花」を願うサポーターの期待に応えるためにも、3連敗に腐らず、次節からさらに積極的に戦ってほしい。(佐藤)

▽森崎和執念ゴール

「勝ってチームを波に乗せたい」。執念が生んだ森崎和の同点ゴールだった。服部のクロスに絶妙のタイミングで飛び込み、頭でゴール右上へ。「あそこ(ゴール前)へけってくれると信じて入った。狙い通り」。満点の連係プレーで試合前の得点公約を果たした。

このゴールで主導権を握った後半は勢いづき、波状攻撃を仕掛けた。守りでも、相手のカウンター攻撃をゴール左サイドで阻止するなど、体を張ってもり立てた。しかし、追加点が挙げられないまま、チームの運動量が落ちた終盤に逆襲を受けた。「開幕から4試合ともあと1点が取れない」といら立ちを隠せなかった。

90分間、どう安定して戦い抜けるか―。チームの課題は再び残った。「残り20―15分からが大事。一人ひとりが『ここからだ』と意識し、こだわってプレーすれば勢いも出てくる」と勝利への執念をイレブンに求めた。(山中)


試勝分敗勝得失 得
合 け ち   失
数数数数点点点 差
1磐 田440012103 7
2市 原4301994 5
3G大阪4220883 5
4浦 和4211787 1
5鹿 島4211776 1
6大 分4211754 1
7横浜M4211766 0
8F東京3201654 1
9 柏 3201643 1
10神 戸4121533 0
11新 潟4112435−2
12名古屋3102357−2
13東京V4013148−4
14広 島4013137−4
15清 水3012127−5
16C大阪40040510−5


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