中国新聞サンフレ情報
攻めてドロー 名古屋に1−1'04/4/14

広島ビックアーチ


広  島 1 0―1 1 名古屋 
2分け3   1―0   2勝1分
敗            け2敗 
(2)          (7) 

●…両チーム計28本のシュートが乱れ飛んだ試合はドロー。またしても広島の今季初白星はならなかった。

広島は前半、パスの精度、動き出しともにいまひとつ。好機をつくれない時間帯が続いた。逆に名古屋2トップの縦横無尽の動きにほんろうされ、44分にマルケスに先制ゴールを決められた。

後半、攻めにリズムが出始め、4分に左サイドを抜けた森崎和のパスを田村が左足でけり込んで同点とした。その後も左サイド主体に攻め込んだが、勝ち越し点は挙げられなかった。(下手)

【写真説明】【広島―名古屋】後半4分、田村(右)が左足でゴールを決めて1―1と追い付く。相手DFは古賀、(13)は滝沢

▽キックオフ 新戦力 確実に底上げ

カープの好調ぶりを横目に、寂しい思いをしているサポーターも多いことだろう。5試合で勝ち点2なら、それも当然。しかし、個人的には悲観する気にはなれない。「内容より結果だろう」という批判は覚悟の上で、話を進める。

悲観しないのは、成長しているという実感があるからである。一つは、新戦力の登場だ。得点を決めた田村はもちろん、忘れてはならないのが高木。中盤の左に入り、攻守で存在感を示した。2人が見せた「勝負する姿勢」は、長いシーズンを考えれば、大きな収穫といえる。

もう一つは、シュートの打ち合いとなった終盤の戦いだ。「主力の穴を埋めるには、全員のハードワークしかない」と小野監督。その思いを選手は実践した。4バックにシステムを変え、最後まで勝ち点3を狙いにいった。相手のカウンター攻撃を受けたが、体を張って守り、逃げずに攻めた。引き分けOKではない。最後まで結果にこだわったからこそ、勝ち点1は生まれたのである。

戦力的に考えれば、今は明らかに底である。しかし、底上げが進んだことを思えば、この5試合は無駄ではなかった。次節以降、チアゴ、駒野らが続々と復帰する。サンフレの遅い春は、確実に近づいている。(小西晶)

▽田村、技ありデビュー弾

「初づくし」だった。プロデビューを果たした田村が、初シュートで初得点を挙げた。「ただ、うれしい」。今季の高卒ルーキー第1号となるゴールを、屈託のない笑顔で振り返った。

後半開始からピッチへ。すぐに不安は自信に変わった。4分、「森崎浩さんへのパスかと思ったが、積極的に行った」という森崎和からのボールを受けてトラップ。利き足とは逆の左足で決めた。「日本代表GKの楢崎さんから点が取れた」と、はにかんだ。

広島ジュニアユース―広島ユース出身で、初めてトップに昇格した。「後輩のためにも大成したい」と夢を語る18歳がいきなり見せた活躍。「次は、チームを白星に導きたい」。育成に定評がある球団の「結晶」が、輝かしい第一歩を踏み出した。(佐藤)

▽高木光った積極プレー J1初出場

後半20分から出場した2年目の高木はJ1初出場。「勝てなかったのが残念だが、持ち味はアピールできた」とほっとしていた。

左の攻撃的MFとしてピッチへ。「運動量を生かして流れを変えるプレーを」。左のみならず、中央へも果敢に切れ込むなど、積極的なプレーが光った。「後輩の田村が点を決めたので、おれも」と意気込んだが、シュートはゼロに少し悔しそう。「相手がどんどん攻めてくるJ1の試合で、次につながる内容だった」と手応えも感じていた。


試勝分敗勝得失 得
合 け ち   失
数数数数点点点 差
1磐 田550015134 9
2市 原531110116 5
3G大阪52309105 5
4鹿 島5221898 1
5F東京5221865 1
5大 分5221865 1
7横浜M5221877 0
8浦 和521271111 0
9名古屋5212778−1
10神 戸5131644 0
11 柏 5203657−2
12新 潟5122557−2
13清 水51225610−4
14東京V5023259−4
15広 島5023248−4
16C大阪50141611−5


MenuTopBackNextLast