広島ビックアーチ
広 島 0 0―0 0 浦 和
4分け3 0―0 3勝2分
敗 け2敗
(4) (11)
●…広島は浦和を上回る17本のシュート浴びせたが、決定力を欠き、今季4度目の引き分け。またも初白星を逸した。
広島は前半から素早い攻守の切り替えで、駒野ら両サイドを使った多彩な攻めを展開。6分の森崎和、14分の森崎浩のシュートが、いずれもバーの上に。34分の駒野のFKもGKにはじかれた。
後半はやや浦和に押し込まれながらも、堅い守りで阻止。18分、森崎浩のパスをフリーで受けたチアゴのシュートはわずかに右に外れ、ゴールを割れなかった。(山中)
【写真説明】後半32分、ドリブルで前線に上がりパスを出す駒野(5)(撮影・田中慎二)
▽キックオフ チアゴ頼みでは限界
開幕から、「もう一歩、もう一歩」と書き続けてきたが、ここまでくれば、もはや問題として取り上げるしかあるまい。7試合で4得点(リーグ最少)。17本もシュートを打ちながら、1本も決まらない得点力のなさである。
要因は、ずばりFWである。だからと言って、チアゴだけを責めるつもりはない。この日のように、複数で徹底的にマークされれば、能力の高さを発揮することは難しい。問題は、チアゴをサポートする「相棒」がいないことである。
現在は、1・5列目に森崎兄弟が、チアゴに絡んでいくケースが多い。2人合わせて8本のシュートを放ち、存在感は示した。しかし、2人とも本職はFWではない。終盤は、次第に中盤に吸収され、チアゴが孤立する場面が目立った。駒野、服部という自慢の両翼からクロスが入っても、前線で人数が足りない。「もう1人、攻撃力のあるFWがいれば」。これが、ため息の原因である。
守備面は安定しているだけに、4バックへの変更など、動きにくいことは理解できる。しかし、チアゴへのマークは今後もさらに厳しくなる。このままで、というわけにもいくまい。「もう一歩、にこだわる」と言った小野監督。その一手を期待して待ちたい。(小西晶)
▽復活の駒野 好機演出
チームに、右の「翼」が戻ってきた。約9カ月ぶりに先発復帰した駒野が右MFに入り、攻守に存在感をアピールした。「積極的にいけた。90分間プレーできたのも大きい」。表情は充実感に満ちていた。
左に片寄っていた広島の攻めが変わった。相手の左サイド・三都主を封じ、逆に速攻を仕掛ける。前半10分、アーリークロスで好機を演出した。「狙ってました」という同34分のFKは、あわやゴールという弾道。完全復活を印象付けた。
昨年8月中旬、左ひざ前十字靱帯(じんたい)を部分断裂。「当時は何も考えられなかった。けれど、今後は周囲に一回り大きくなったと言わせるプレーをしたい」と熱い思いを口にする。あとは右サイドから、今季初勝利を導くゴールを呼び込むだけだ。
(佐藤)
試勝分敗勝得失 得
合 け ち 失
数数数数点点点 差
1磐 田760118155 10
2市 原742114148 6
3横浜M742114118 3
4浦 和7322111512 3
5鹿 島732211119 2
6名古屋7322111110 1
7大 分732211109 1
8G大阪72329119 2
9神 戸7232966 0
10清 水72329912−3
11F東京7223869−3
12 柏 72147610−4
13東京V7133669−3
14新 潟71245610−4
15広 島7043448−4
16C大阪71154714−7
    
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