中国新聞サンフレ情報
チアゴ待望ゴール シュート19本で快勝'04/6/5

広島スタジアム


広  島 2 1―0 0 C大阪 
1勝1分   1―0   1分け3
け2敗        敗   
(4)        (1) 

●…シュート数19本と積極的な攻めを見せた広島が2―0で快勝した。

立ち上がりから3トップが厳しくマークされながらも、森崎和を中心にボールを支配。前半12分に森崎和のパスからチアゴが左足でけり込み先制した。後半26分には、右CKからゴール前に展開し、小村が右足で決めて貴重な追加点を挙げ勝負を決めた。

守備陣は中盤のプレッシャーが不足したが、DFリカルドが奮闘。長いパスを軸にしたC大阪の攻めをしのぎ切った。(近藤)

【写真説明】【広島―C大阪】前半12分、チアゴ(左)が先制のシュートを決める。(21)はGK伊藤(撮影・田中慎二)

▽小村 絶妙2点目 ベテランが存在感

相手に傾いていた試合の流れから白星を守ったのは、ゴール前に詰めていたベテラン小村だった。「練習通り」。サンパイオからのパスを右足で押し込み、勝負を決める2点目。駆け寄ってくる仲間に対し、「どうだ」と言わんばかりの表情を浮かべた。

先制したものの、後半は劣勢に立った。「次の1点が勝負だと思っていた」。後半26分、右CKで森脇が李漢宰に短いパスを出す。サインプレーだった。小村はゴール前に飛び込む。李のクロスをサンパイオが頭で折り返す。あとは合わせるだけだった。

若いチームにあって、欠かせない存在感を示している。「若いだけに、波に乗りやすい。しかし一度、リズムを失うと修正できない。この波を小さくしていくことが大切」。最終ラインから大きな声で鼓舞し、だれよりもハードワークを貫く。その姿勢は、若手へ大きな刺激を与えている。

13日からは第1ステージが再開。上位チームとの戦いが始まる。「鹿島戦は出場停止で出られない。その分、出番の時に貢献したい」。ベテランの輝きが、チームの成長を支えていく。(小西晶)

▽ユース森脇 攻守に活躍 初先発、フル出場

広島ユースの森脇(吉田高3年)が、右MFでプロデビュー。フル出場で攻守に活躍し、試合後は「緊張しました。サポーターのコールがうれしかった」と声を弾ませた。

前半はやや硬さがあったが、後半に持ち前の積極性を発揮。前線で再三攻撃に絡み、27分には強烈なヘディングシュートを放った。惜しくもバーにはじかれ「決めていれば、チームが楽になったのに…」と悔しがった。

福山から来た両親も見つめていたデビュー戦。「90分戦って自信がついたけど、自己採点ではまだ50点以下」と最後は気持ちを引き締めていた。


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