中国新聞サンフレ情報
森崎浩同点ゴール 新潟に1―1'04/6/19

広島ビッグアーチ


広  島 10―01 新  潟
3勝6分  1―1  3勝5分
け5敗        け6敗 
(15)        (14) 

●…広島は新潟に先制を許したが、森崎浩のゴールで引き分けに持ち込んだ。

先制された直後の後半32分だった。相手のゴール前で中山、前田とつないだボールを、服部が左サイドからシュート。相手DFがクリアしたこぼれ球を、森崎浩が右足で押し込んだ。

序盤から、広島は守備的な戦いに終始した。後半31分、相手CKから先制され、ようやく攻撃陣が目を覚ました。同点に追いついた後も猛攻を仕掛けたが、決勝点は奪えなかった。(小西晶)

【写真説明】前半35分、森崎浩(右)が新潟・DF秋葉(左)を振り切り、ゴール前に攻め込む。後方は新潟・アンデルソン(撮影・松元潮)

▽キックオフ 気迫前面 はなむけを

間もなく日本を去るサンパイオが、盟友の山口(新潟)と抱き合う姿に、思わず目頭も熱くなった。だが、まだサンパイオとの時間が終わったわけではない。最終節、涙ではなく笑顔で彼を送り出すために、ここは話を進めたい。

今節も、前節と同様に気持ちについて書かねばならない。前線からプレッシャーをかけず、全体的にゾーンを下げた。新潟・反町監督は「現実的」といったが、見た目は、消極的なサッカー。主力3選手の欠場も影響したのか、「負けたくない」という内面が見え見えだった。

事実、先制されて以降は、「勝ちたい」という気持ちに満ちあふれていた。相手に当たられてはすぐこけて奪われる。そんな前半の淡泊さは消えた。同点弾は、中山、前田、服部が体を張ってキープし続けたことで生まれた。「あの気迫を最初から出せれば」(森崎浩)という感想が、この試合のすべてだろう。

最終節は優勝争いをしている磐田。成長を示すにはこれ以上ない相手だ。サンパイオは「自分たちのサッカーを信じて戦う」ことの大切さを教えてくれた。最後の90分間で、この思いを実践しよう。それが、彼への最高の感謝の言葉となるはずである。(小西晶)

■攻守に奮闘、地元に別れ/サンパイオ

サポーターに、今できる最高のパフォーマンスを見せてくれた。地元最終戦となったサンパイオが攻守に奮闘。精彩を欠くイレブンを鼓舞し続けた。「同点に追いつけたのは大事なこと」と、納得した様子だった。

今季初のゲームキャプテンに「驚いた」と苦笑い。素早い球出しを見せたり、堅い守りで相手ボールをはじき返した。先制された直後には「前に出ろ」とイレブンに指示を出し、直後の同点劇が生まれた。

退団セレモニーで「日本での6年半を死ぬまで忘れない」と言って場内を一周。「今後はブラジルに帰り、来年からはコーチの勉強をする。ただ、最終節までプロとしてのスピリットを伝えたい」。磐田戦で36歳の元ブラジル代表が、総決算のプレーを見せる。(佐藤)

■こぼれ球飛び込む 3試合ぶりチーム得点

チームに3試合ぶりの得点をもたらしたのは「FW森崎浩」だった。「負けられない一戦だった。ゴールはうれしい」とうなずいた。

後半32分、服部のシュートを相手DFがクリア。すかさずこぼれ球に飛び込んだ。「思い切り、打てば入る」と信じて右足でけったボールは、ゴールに吸い込まれた。

チアゴに続いて森崎和も故障。攻撃陣を引っ張らなくてはならない存在となっている。「年間通じてメンバーがそろうことはない。(残った)選手がレベルアップしていけばいい」と、頼もしい言葉でしめくくった。


試 勝 分 敗 勝 得 失  得
合   け   ち      失
数 数 数 数 点 点 点  差
1横浜M 14 10 3 1 33 25 13  12
2磐 田 14 10 1 3 31 27 14  13
3鹿 島 14 7 3 4 24 18 13  5
4F東京 14 6 5 3 23 18 17  1
5浦 和 13 6 4 3 22 26 20  6
6名古屋 14 5 4 5 19 22 20  2
7市 原 13 4 6 3 18 24 20  4
7G大阪 13 5 3 5 18 24 20  4
9大 分 13 5 2 6 17 18 21 −3
10東京V 14 4 4 6 16 18 22 −4
11広 島 14 3 6 5 15 13 15 −2
12清 水 14 3 6 5 15 19 26 −7
13神 戸 14 3 5 6 14 19 23 −4
14新 潟 14 3 5 6 14 15 21 −6
15C大阪 14 2 4 8 10 16 25 −9
16 柏  14 2 3 9 9 9 21 −12


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