柏
柏 2 0―1 2 広 島
1分け2敗 2―1 1勝1分け1敗
(1) (4)
●…広島はベットの初ゴールなどの活躍で、2―2で引き分けた。
1―2で迎えた後半34分、森崎浩のパスを受けたベットがゴール前でボールをキープ。混戦となったこぼれた球を盛田がけり込み、追いついた。
試合は、立ち上がりから、激しく攻め合う展開。前半10分、ベットのゴールで先制したが、その後は一転して、柏ペース。後半4分に近藤、24分には玉田に決められ、一時は逆転を許した。その後、ベットを攻撃的なポジションに戻し、流れを引き寄せた。
(小西晶)
【写真説明】前半10分、ベットが先制となる初ゴールを決め、両手を挙げて喜ぶ(撮影・室井靖司)
▽キックオフ 遅かった立て直し
関東では勝てない。そんな厄介な「ジンクス」にたがわず、ここ柏でも5年間勝利から遠のいている。ただ、相手が年間順位16位とあらば話は別。苦手意識があろうと、どんなに激しくやじやブーイングを受けようと、勝たなくてはならないものは勝たなくてはならない。
理屈では説明の付かない壁を乗り越えるには、先手を取って仕掛けるしかないと思っていた。その意味では、理想的な試合の入りで、右サイドを突かれながらも、耐えるところは耐え、反撃につなげた。そして待望の先制点。もちろん、この1点で勝てるほど、90分は短くはない。問題は追いつかれた後である。
勢いのついた柏の攻めに身を預けて、再び失点。その後、3バックにし、両サイドとベットを高い位置に上げ、攻勢に出た。結果、それで追いついたのだが、なぜ、追いつかれた段階でその手を打てなかったか。小野監督は「逆転されたが、選手は下を向かず、立て直してくれた」と評価したが、同点の時に立て直せないなら、勝ち点3には届かない。
引き分けには終わったが、勝てなかったことに変わりない。次節は1995年以降、9年間勝ちのない日本平。たかが1勝。その1勝が難しい。(小西晶)
▽孤軍奮闘の新司令塔ベット
ボールを奪う。攻め上がる。そして、シュートを決める。ベットが攻守に「孤軍奮闘」の活躍を見せた。「正直、きつかったけれど、最後まで集中できた」と、自身のプレーを高く評価した。
前半10分、服部からの速攻。森崎和からボールを受けると、すかさず先制弾を決めた。「いい形で攻められた。相手GKの動きを見て、ゴール右下を狙った」。その後の劣勢では、最終ラインまで下がってピンチを防いだ。敵陣でもボールを失わない。その強さが後半34分の盛田の同点ゴールにつながった。
それでも、勝ち点3を奪えなかった。「好機で着実に決められるチームにならないと。盛田や森崎浩らと、もっと連係を高めたい」と悔しがった。広島のために尽くすその勇姿は「サンパイオの代わり」ではない。紛れもなく新司令塔「ベット」その人である。
(佐藤)
試 勝 分 敗 勝 得 失 得
合 け ち 失
数 数 数 数 点 点 点 差
1浦 和 3 3 0 0 9 13 6 7
2G大阪 3 3 0 0 9 5 2 3
3市 原 3 2 1 0 7 6 4 2
4横浜M 3 2 0 1 6 5 4 1
4名古屋 3 2 0 1 6 5 4 1
6広 島 3 1 1 1 4 5 5 0
7大 分 3 1 1 1 4 4 4 0
8新 潟 3 1 1 1 4 7 8−1
9神 戸 3 1 0 2 3 8 7 1
10C大阪 3 1 0 2 3 6 7−1
11F東京 3 1 0 2 3 5 6−1
12清 水 3 1 0 2 3 3 4−1
13鹿 島 3 1 0 2 3 2 3−1
14東京V 3 1 0 2 3 4 8−4
15磐 田 3 0 1 2 1 4 6−2
16 柏 3 0 1 2 1 2 6−4
    
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