広 島 1 1―0 1 F東京
2勝6分 0―1 3勝4分
け3敗 け4敗
(12) (13)
●…広島は森崎和のゴールで先制したが、後半に追いつかれ、4試合連続で引き分けた。
広島は、序盤のF東京の攻勢をしのぎ、流れをつかんだ。前半15分、森崎浩の右CKのこぼれ球を森崎和が右足で決めて先制。その後も、F東京ゴールを攻め立てたが、追加点を奪えなかった。
後半7分に、ゴール前の混戦からルーカスに決められ同点。その後は、カウンターからの攻め合いとなったが、両チームともに決定力を欠いた。(小西晶)
【写真説明】前半15分、広島の森崎和(右)がホームゲーム通算300ゴールとなる先制点を奪う。DFは茂庭(左)、今野=中央(撮影・荒木肇)
▽キックオフ 力のなさ 皮肉な記録
スポーツで記録達成の瞬間とは、本来尊いものだ。しかし、今日のはどうも笑ってすますしかない。連続試合引き分け「4」、シーズン引き分け数「12」がともにJ1タイ。勝負の世界にいながら、勝負がつけられない。皮肉な記録である。
F東京にとっては、「決戦は3日」(ナビスコ杯決勝)だったようだ。主力3人を東京に残し、石川も途中で交代。戸田ら故障組の復帰テストも済ませ、けがしないために、ハードにはこなかった。「全然だめだった」という原監督の感想は、ある意味、予定していた行動だった。
それでも決着をつけられなかったのは、広島のチーム力のなさだ。個々の球際の戦いには負けなかった。服部はサイドの攻防で優位に立ち、森崎和の攻守の貢献も大きかった。それでも、前半のチャンスに決めきれず、後半は疲れから、攻撃のサポートが激減。スピードのある選手の不在でカウンターも機能しなかった。「攻め合って勝ち切る試合を」という小野監督の言葉も、これでは砂上の楼閣である。
残り4試合で何ができるか。ベンチ入りした16人以外に、戦える選手はいないだろうか。恥ずかしい記録とともに、このまま今季を終えるわけにはいかない。(小西晶)
▽森崎和先制 ホーム300点目
ホーム通算300得点目を挙げた喜びよりも、勝ち切れないふがいなさに悔しさを募らせた。これで4試合連続の引き分け。森崎和は「記念ゴールは運がよかったが、勝てなくては」。攻守に奮闘しただけに、表情はいつになく険しかった。
前半15分、森崎浩のCKのこぼれ球が足元へ。完全にフリーの状況。「あとは正確にミートするだけだった」と練習通りの形に笑顔を浮かべた。以降も、相手ボールを奪って攻め上がるなど、チームの要となった。
しかし、後半開始早々の失点。勝ち越し点は奪えずじまいだった。次節はベットが出場停止となる。「広島はだれか一人を頼みにするチームではない。みんなで頑張って白星をつかみ取る」。あくまで全体での勝利を誓うその言葉に、「おれがやる」という強い決意がにじんだ。(佐藤)
▽服部果敢に好機を演出
服部が攻撃のキーマンにふさわしい存在感を示した。「久しぶりに前線で長い時間プレーできた」というように、再三、左サイドを駆け上がり、F東京の守備陣を苦しめた。
「3トップの1人のマークで守備に追われていては、攻撃が進まない」と、立ち上がりから積極的に仕掛けた。前半4分には、森崎和のスルーパスを受け、チャンスメーク。その後も、攻撃の起点として活躍した。
ただ、引き分けに終わったこともあり、笑顔はなし。「これくらいできて当たり前にならないと」と気持ちを引き締めていた。
試勝分敗勝得失 得
合 け ち 失
数数数数点点点 差
1浦 和11911283212 20
2G大阪11632212917 12
3市 原11632211615 1
4新 潟10523172019 1
5横浜M11443161614 2
6名古屋10433151615 1
6鹿 島11434151615 1
8東京V11506151921−2
9F東京11344131313 0
10磐 田11344131719−2
11神 戸11335122122−1
12広 島11263121718−1
13清 水11317101218−6
14大 分10316101119−8
15 柏 101639916−7
16C大阪1122781829−11
    
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