中国新聞サンフレ情報
サンフレ後半に光明 名古屋に1―2'04/11/7



名古屋  2 2―1 1 広  島
5勝3分   0―0   2勝6分
け3敗          け4敗 
(18)          (12) 

●…広島は後半に猛攻を見せたが、前半の2失点が響き、1―2で敗れた。

序盤は完全に名古屋ペース。ウェズレイ、マルケスの2トップにかき回された。前半7分、中村のクロスをマルケスに決められると、13分には右CKからウェズレイに押し込まれた。

広島の反撃は前半40分。服部のクロスを大木が頭で合わせ1点を返した。後半も圧倒的に攻め立てたが、李漢宰のシュートがポストに当たるなど、最後までゴールを割れなかった。(小西晶)

【写真説明】後半17分、李漢宰(中央)がシュートを放つが、ポストに当たり同点ならず。GKは楢崎、DFは大森(4)(撮影・荒木肇)

▽キックオフ 次節へ夢託すに十分

「娯楽的」という視点で言えば、実に痛快な試合だ。もちろん、後半の話だ。たとえ45分間だけであっても、一度も流れを与えず、圧倒し続けたことが、今季あっただろうか。負けたのに不謹慎ではあるが、頭の中はプラス思考で染められている。

展開は、「ノーガードの打ち合い」(名古屋・ネルシーニョ監督)。流れを引き寄せたのは、小野監督がいう「強気」にある。DFラインを思い切って押し上げ、中盤がハードワークを見せる。攻守の起点となっていたクライトンを徹底してつぶし、セカンドボールをほぼ支配。名古屋自慢の2トップを孤立させた。

攻めは、速くてワイド。服部、駒野の両サイドが、果敢に崩しにかかれば、盛田をポストに、李漢宰、森崎浩、大木らが次々と裏を狙う。3点目を狙っていた名古屋はウェズレイを外し、守りを固めざるを得なくなった。これで、パス能力の高いベットが帰ってくれば…。次節へ夢を買うには、これで十分だ。

もちろん、勝負事である。勝てなかった以上、評価には値しない。この45分間に価値が生まれるとしたら、手応えを次につなげた時だろう。2週間後の磐田戦。今季で最も大切な90分と見る。(小西晶)

▽大木、嗅覚の一撃

服部の絶妙のクロスに、これ以上ないタイミングで飛び込んだ。大木が豪快なダイビングヘッドで第2ステージの5点目を決めた。「常に相手ゴール前では集中し、(得点を)狙っている」。点取り屋の嗅覚(きゅうかく)がさえている。

得点は前半40分。これが後半、チームが圧倒的に攻める起爆剤となり、自らも攻撃の起点になって再三の好機を演出した。「第1ステージは故障で貢献できなかった。取り返したい思いは強い。今後も球に多く絡む自分のスタイルを貫きたい」。悔しさが活躍のための良薬となっている。

90分間、動きに衰えは見られなかった。課題とされるスタミナにも成長の兆しがある。「まだまだ。きょうはたまたまです」と謙遜(けんそん)しながらもニヤリ。ゴール数も量産態勢に入った。たくましさが備わりつつある。(森下)

▽服部、もどかしさと手応え

主将の服部は「前半は2失点でも仕方のない内容だった。最初から後半のようなサッカーができていれば…」と、なかなか手の届かない勝利にもどかしげだった。

自身は大木の頭にピンポイントで合わせる絶妙の左クロスを上げ、得点に絡んだ。「前節同様、前で攻撃に参加できた。調子はいい」と自信がのぞく。

「後半、修正できたのは次の試合につながる」とチーム状態にも手応えを感じた様子。「次節までの2週間、しっかりと練習に取り組みたい」と力を込めた。


試勝分敗勝得失 得
合 け ち   失
数数数数点点点 差
1浦 和121011313413 21
2G大阪12732243520 15
3市 原12633211717 0
4横浜M12543191815 3
5名古屋11533181816 2
6東京V12606182121 0
7新 潟11524172325−2
8鹿 島11434151615 1
9F東京12354141414 0
10磐 田11344131719−2
11神 戸11335122122−1
12広 島12264121820−2
13大 分11326111220−8
14清 水12318101320−7
15 柏 111649918−9
16C大阪1122781829−11


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