広 島 00―00 大 分
3勝7分 0―0 3勝3分
け4敗 け8敗
(16) (12)
●…広島はチアゴのPK失敗が響き0―0。年間13引き分けとなり、リーグ新記録となった。
前半は両チームともカウンターから決定機をつくった。広島はベット、大木らのシュートが外れ無得点。守りでは、大分・吉田らにDFラインの裏を狙われたが、下田の好セーブで防いだ。
後半は広島ペース。16分に森崎浩の突破からPKを得たが、チアゴが失敗。25分には大分・吉村が退場し、数的有利な状況となったが、最後までゴールを割れなかった。(小西晶)
【写真説明】後半16分、PKを外し、がっくりするチアゴ=左から2人目(撮影・山本誉)
▽キックオフ 厳しい現実に逆戻り
好天に恵まれたホーム最終戦。2万を超えるサポーターが詰め掛けたのも、「チアゴだ、前田だ」で盛り上がった磐田戦の余韻もあってのことだろう。しかし、夢はあっさりさめてしまった。相手が10人でも勝ち切れない。残念ながら、これが今季の現実である。
大分は第2ステージ最下位という成績通りの出来だった。「攻撃は組み立てが遅れ、前に行けず、簡単にボールを失った。守りでは、広島にカウンターのスペースを与えてしまった」と大分・ハンベルガー監督。相手にも助けられてか、内容あるサッカーを展開していた。
ところが、それで満足してしまうところに今季の限界がある。「いつでも点を取れる」と思ったのか、前節よりも出来の悪いチアゴを最後まで引っ張った。数的有利になっても、DFを減らして勝負を賭けたのは残り5分。「勝ちたいという気持ちを感じた」と小野監督はいうが、失点を恐れる雰囲気がピッチから感じ取れた。
引き分け13について、小野監督は「何の感慨もない」といったが、これは、チームとして殻を破れなかったことの証明にほかならない。シーズン6勝は、J2降格した2年前より2勝少なく、球団史上最少。「来季は優勝争い」という公約を信じ続けるには、次節の浦和戦でその可能性を見せてもらうしかない。(小西晶)
■好セーブ連発「負け」防いだ 下田
勝てる試合を取り切れない。でも、この男がいなければ負けていた。GK下田が大ピンチで好反応を見せ、ゴールを守り抜いた。「相手がワンチャンスに賭けたいのは分かっていた。冷静に対処できた」と、淡々と振り返った。
大分のカウンター攻撃が決まり、2度も一対一の危機を迎えた。前半18分は吉田との勝負。「シュートコースを狭める動きを取った」と、無理に飛び込まずに距離を取ってシュートを左足に当てた。37分のマグノアウベスの突進も、同じ動きで得点を許さなかった。
これだけ窮地を救っても、結果は引き分け。「もっと勝負どころを感じないと勝てない」と、攻撃陣への注文を忘れなかった。今季、元日本代表の堅守で勝ち点を拾った試合は数知れない。もし下田でなければ、いまだにJ1残留争いの渦中にいたはずだ。(佐藤)
■中2日にも手応え 森崎浩
森崎浩が、切れのある動きで何度も決定機をつくった。中2日で迎えた試合で「90分間、いい動きができたのは自信になった」と、手応えを口にした。
いつものシャドーストライカーではなく、ボランチでのスタート。「前を向いて、どんどんドリブル突破を仕掛けようと思った」。後半16分には、ベットとのワンツーパスからPKを誘った。
しかし、チアゴが外して先制点には結び付かなかった。「僕がけろうと思ったが、彼はストライカーだし…」。引き分けの結果に表情を曇らせた。
試 勝 分 敗 勝 得 失 得
合 け ち 失
数 数 数 数 点 点 点 差
1浦 和 14 11 1 2 34 39 15 24
2G大阪 14 8 3 3 27 37 23 14
3市 原 14 7 4 3 25 25 21 4
4名古屋 14 7 3 4 24 25 19 6
5新 潟 14 7 2 5 23 30 31 −1
6横浜M 14 6 4 4 22 21 17 4
7鹿 島 14 6 3 5 21 21 17 4
8東京V 14 6 1 7 19 22 23 −1
9神 戸 14 5 3 6 18 26 29 −3
10広 島 14 3 7 4 16 21 22 −1
11F東京 14 3 6 5 15 19 21 −2
12磐 田 14 3 5 6 14 22 26 −4
13清 水 14 4 1 9 13 16 23 −7
14C大阪 14 3 4 7 13 23 33 −10
15 柏 14 2 6 6 12 13 25 −12
16大 分 14 3 3 8 12 12 27 −15
    
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