Jリーグ2部(J2)広島が、心待ちにしていた一戦がやってくる。15日の天皇杯全日本選手権5回戦(長崎県立総合運動公園陸上競技場)で、8強入りを懸け、J1川崎と戦う。「ようやくJ1上位と戦える」と話すMF森崎浩司らイレブンには高揚感があふれている。
▽攻めて来季の試金石に
川崎は現在、リーグ5位で優勝を争う。川崎はMF中村憲剛ら3人、広島はFW佐藤寿人と互いに日本代表は不在。しかし、来季、J1へ戻る広島にとって、勝利だけでなく、今季の成長を確認し、足りない部分を見つける格好の場となる。
MF柏木陽介は「点は取れると信じている。守りに入らず自分たちのサッカーをやる」と、スタイルを貫く構え。1点を取ったら、もう1点を目指す。J2トップの24得点を挙げる佐藤寿はいないが、チーム2位の14ゴールを決める森崎浩は「とにかく相手よりも点を取る。走って戦う」と、気合は十分だ。
14日は試合会場でボール回しなど軽めの調整。リラックスムードで、戦いの準備を整えた。ワンプレー、ワンプレーが来季への試金石。「明日はJ1対J1の試合だ」とDFストヤノフ。士気は最高潮に高まっている。(広重久美子)
【写真説明】リラックスムードで川崎戦へ向けて調整する広島イレブン。左からMF服部公太、MF森崎和幸、森崎浩、ストヤノフ(撮影・山本誉)
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