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正GK争い激化 若手の中林・西川と経験の下田 '10/1/20

 J1広島で正GK争いが始まった。昨季リーグ28試合に出場した中林、左ひざの故障が癒えた元日本代表の下田、日本代表の西川も加わった。ペトロビッチ監督は「若い中林と西川、経験がある下田。厳しい争いになる」と、期待を寄せて見守る。

 西川は19日のフルコートを使った実戦練習で、前線の佐藤にロングパスを通し、評判通りのキック力を見せた。プレッシャーをかけられても落ち着いてパスをさばき、セービングなどの技術も高い。25日に日本代表でチームを離れるだけに「限られた時間で、できる限り自分の特長を出す」と話す。

 西川を「自分の間合いを持っている」と評した下田。けがで2季公式戦出場がなかったが「久しぶりにひざが悪くない状態でキャンプに入れた」と、安定感を取り戻してきた。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)が待つだけに、「1人が守り続けるのもいいが、チームとして(2年目の原を含めた)4人で一つのゴールを守る」とベテランらしく話した。

 中林は西川と同じ23歳。「去年に続いて試合に出る」と、ポジションを譲る気はない。反応の鋭さに磨きをかけ、アピールを続ける。槙野たちの居残りシュート練習に西川と2人で付き合うと、好セーブの連続。「2人が張り合って、びしびし止められる」と槙野が嘆くほどだった。

 この2年間、負傷者が続き苦しんだポジションで繰り広げられるハイレベルな競争が、チーム力を押し上げる。(広重久美子)

【写真説明】西川(中)が加わり、激しい競争を繰り広げているGK陣。左は下田、右は中林(撮影・高橋洋史)




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