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イラク復興 鉛筆で支援 '07/3/5

 五日市高3年 岩嵜雅美(18)

 ▽クラスで集めた7000本寄付

 二月二十二日、クラスメートとともに広島に来られていたイラクの政府職員やNGO関係者に、鉛筆(えんぴつ)七千本余りを手渡(わた)しました。私が高校一年の時にクラスの全員で集めたものです。

 当時は、イラク戦争が始まって一年がたっていたころでした。その現実を知り、クラスのみんなと何かできないだろうかと考え、鉛筆を集めてイラクをはじめ、援助(えんじょ)を必要としている地域に送ろうと計画しました。

 校内や自分たちの出身の小・中学校、公民館、地域の方々に鉛筆の寄付を呼び掛け、一カ月の間に約一万八千もの数を集めることができました。文化祭では、その鉛筆を使ってイラクの立体地図を製作し、披露(ひろう)しました。

 その後、イラクの情勢が安定しないために、一部を除いて鉛筆を送れないままになってしまいました。

 しかし、今回、イラクの方々が広島を訪れるという連絡(れんらく)が入り、直接手渡すというチャンスを得ました。私はとても緊張(きんちょう)していたのですが、「イラクと日本はとても遠いのに、私たちの国のことを考えてくれてとてもうれしいです」とおっしゃり、快く鉛筆を手にしてくださったことにとても感激しました。

 二年半がかりの作業になってしまいましたが、鉛筆を寄せてくださった皆(みな)さんの気持ちと、その鉛筆がイラクの子どもたちに届くと思うと感無量です。今回のことから、世界の現状を知ることができ、また、「人とのつながり」の大切さに気づきました。

 【写真説明】<上>イラクの人たちに、鉛筆の入った箱を手渡しました(左から3人目が岩嵜さん)
<下>寄せられた鉛筆で1年生の時に作ったイラクの立体地図


 ■夢の回線で病の子激励

 安田女子大4年 吉田菜穂(22)

 ▽サンフレ選手 映像で登場

 大学の収録スタジオに、次世代インターネット「IPv6」の実験コーナーがある。大学や自治体、企業による「広島地域IPv6推進委員会」の実験回線が接続されているのだ。

 通信実験の一環として、サンフレッチェ広島のほぼ全選手に、広島大病院と安佐市民病院の院内学級で学ぶ子どもに励ましのメッセージを送ってもらう計画を立てた。選手のハイビジョン映像を子どもに届けるのだ。

 私はサンフレッチェでインターンシップをした二年前から、大学の仲間と試合前に上映する映像を撮影してきた。そうしたつながりがあり、選手は私たちの提案を快く受け入れてくれた。

 サンフレッチェには大きなけが、病気を経験した選手が多い。靱帯(じんたい)損傷やエコノミークラス症候群などを乗り越え、日本代表としても活躍する駒野友一選手。森崎和幸、浩司両選手も同様の体験を持つ。

 リーグ戦が終了した昨年末、練習を終えたばかりの選手を訪ねた。自分のけがを思い出しながらだろうか、駒野選手は一言一言をゆっくりと話してくれた。柏木陽介選手は「しゃべるのは苦手なんですよ」と照れながら、メッセージを寄せてくれた。

 回線は現在、二つの病院に接続されているだけだが、将来はすべての子どもがサービスを利用できるようになるという。入院中の子どものベッドまで、ビッグアーチでしか体験することができない感動を届けられる時代が来るのだろうか。

 「頑張ってけがや病気を治し、ビッグアーチに試合を見に来て、ボールをけって、一緒にサッカーを楽しみましょう」。選手の気持ちが子どもに届き、本当に実現したら素晴らしいと思う。

 【写真説明】制作したサンフレッチェ選手の映像を確認する吉田さん(手前)


▽音楽祭 全力で歌ったよ

 広島市立大林小5年 大坂莉歩(11)

 私たちの小学校の四、五、六年生で第十七回広島市小学校音楽祭に参加(さんか)しました。他の学校の合唱(がっしょう)や合そうをきいていると上手だなあと思い、そのことできんちょうしてきてドキドキしました。

 自分たちの番がきて、ステージに上がりました。ライトの光がとてもまぶしくておどろき、おかげでドキドキがおさまりました。

 ピアノのばんそうが始まり、いよいよ歌います。心の中で、練習の時に先生に教えていただいた口をはっきりと動かすことやピアノの音をしっかり聞いて歌うことを思い出しながら、一生けん命声を出して歌いました。ホールが広くて、仲間(なかま)の歌声があまりきこえなくてひとりで歌っているような気がしました。

 撮(と)ってもらったビデオを見てみると口が開いていてうまく歌えていました。来年は今年以上(いじょう)に上手に歌えるようにがんばっていきたいです。



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