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沖縄巡礼の旅 今の平和実感 '07/3/26

 広島経済大4年 青木悠(22)

 ▽想像絶する戦争の悲惨さ

 広島経済大の岡本ゼミナールの沖縄巡礼の旅を終えました。バスなどで戦跡や慰霊碑を巡るのではなく、当時のかたがたの苦労をしのび、三日間かけて徒歩でたどったものです。その間の食事は、栄養補助食品とスポーツドリンクと水のみで過ごしました。

 携行した水の重さに苦労し、食事には閉口しました。疲労の蓄積や空腹のため、ささいなことでいらだつようにもなりました。しかし自分たちを追い詰めたことで、当時の苦しさをわずかでも体感できたのではないかと思います。

 だからこそ、八重瀬岳にあった陸軍病院壕(ごう)跡で、学徒動員されていた中山きくさんに当時のお話をしていただいたときには、言葉以上にその場所が語りかけてくるものを肌で感じることができました。

 三日目の午後五時三十分、道に迷いつつ喜屋武(きゃん)岬にたどり着いた時には、うれしさと同時に重く複雑な心境でした。

 私たちの胸に残っているのはいかに戦争に対して無関心で無知であったかという恥ずかしさです。戦争の悲惨さは語るまでもありませんが、住民、兵士の区別なく、想像を絶する悲しみや苦悩、かっとうがあったことでしょう。

 それでも戦争に翻弄(ほんろう)されながらも懸命に生きた姿が、そこにあったのだと思います。そのかたがたの犠牲の上に、今の私たちがあることを認識しました。戦争は遠い過去の出来事としてではなく、今に生き続ける悲しみとして受け止めていかなくてはいけないと思います。

 沖縄のかたがたがどれだけの時間と労力をかけられて復興してこられたのか、それを思うといま平和に暮らせていることをとても重く感じます。

 【写真説明】沖縄戦の悲劇を追体験するため、巡礼の旅に参加した青木さん(手前右から3人目の青いシャツの男性)


 ■ファゴットがもっと上手に

 広島市立安佐中1年 久保都乃(13)

 ▽先輩と同じ舞台で奏でたい

 私は吹奏(すいそう)楽部に所属し、ファゴットという楽器を吹いています。ファゴットというのは形が長細いので、友だちに「お菓子(かし)のポッキーみたい」と言われます。形はポッキーですが、実に巨大(きょだい)です。

 中学校に入り、初めてこの楽器を知りました。先輩(せんぱい)が吹(ふ)いているのを見て、あこがれました。運よく願いがかない、このファゴットの担当になりました。とてもうれしかったです。

 どくとくの低音。でもつややかでゆかいで、ソロ楽器として十分、魅力(みりょく)的な音色です。低い音でゆっくり吹くこと、高い音を出すことが難しいです。今年の目標は、楽譜(がくふ)通りに上手に吹けるようになることです。

 ファゴットを演奏しているのは最も尊敬する二年生の先輩と私の二人。先生に「ファゴットの二人は上手だ」と言ってもらえるように毎日の練習を積み重ねようと思います。そして私も先輩のように、上手に吹けるようになりたいです。

 吹奏楽部は八十人ぐらいの大所帯。学校でも、部活の中では一番人気があり、人数も一番多いクラブです。だから吹奏楽コンクールにもA部門とB部門に分かれて出ます。おもにA部門には二、三年生が、B部門には一年生が出ます。

 昨年、私は吹奏楽コンクールB部門に出ました。先輩と同じ舞台(ぶたい)には立てませんでした。今年はA部門に出たいです。先輩と一緒(いっしょ)に―。そのために毎日の練習を休まないよう努力します。心をこめて、ファゴットを奏でたいです。


▽模擬国連で行動の大切さ学ぶ

 県立広島女子大3年 林谷かおり(21)

 二月に県立広島女子大・県立広島大広島キャンパスで「第二回模擬国連広島大会」を開いた。北朝鮮の核問題を扱う「安全保障理事会」、水問題を扱う「総会第二委員会」、気候変動を扱う「COP12特別会合」が設定された。

 私が所属する「広島模擬国連」サークルは、何度も話し合いを重ねてきた。最も難しかったのは会議の要である会議監督と議長の選出だ。「島根模擬国連」に協力を要請し、議長をお招きして開催にこぎつけた。同じ中国地方の島根の応援はとてもうれしかった。

 当日、私は「米国大使」として「COP12」に参加した。各会議いずれも学生たちが熱い議論を交わしたが、国際問題を解決する難しさも感じた。しかし、将来の世代のために行動していかなければならない。世界レベルで行動し、問題解決のために一歩を踏み出せる人になりたい。



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