22日のひろしま男子駅伝に向け、47都道府県の全チームが20日、広島入りした。練習会場になっている広島市西区のコカ・ウエスト広島スタジアムでは、初の8位入賞に臨む福井や5度の優勝を誇る長野などが入念に調整を重ねた。地元広島は午前10時に集合。徳本一善主将(日清食品グループ)、エントリー変更する河名真貴志(世羅高)がそろい入賞へ士気を高めた。
前回初優勝し、連覇に挑む栃木の前評判が高い。高校生は5000メートル13分台の横手健(作新学院高)石川颯真(佐野日大高)に、前回4区区間賞の塩谷桂大(那須拓陽高)とトップ級をそろえる。アンカーにはエース宇賀地強(コニカミノルタ)がいる。
優勝争いの常連、兵庫は持ちタイム7番目だが、竹沢健介(エスビー食品)らレース巧者ぞろい。4度目の栄冠は全国高校駅伝を欠場した勝亦祐太(西脇工高)の復調次第だ。
持ちタイムが2〜4位の福岡、静岡、愛知は高校生の出来に左右されそう。全日本実業団駅伝6区区間新の高井和治(九電工)がいる福岡は高校生の力が不安定。都大路7位の浜松日体高が軸の静岡、同6位の豊川工高が中心の愛知は勢いで上位に食い込めるか。
柏原が欠場する福島は、それでも今井正人(トヨタ自動車九州)撹上宏光(駒大)は強力。チーム一丸で上位進出をうかがう。大迫を欠く長野は8年連続入賞を伸ばせるか。
楽しみなのは北海道、東京、福井。高校生に実力者がおり、実業団や大学生の有力ランナーを擁す。それぞれ初の8位入賞を目指す。
▽入賞狙う広島 大工谷と徳本が鍵
中国勢は厳しいレースが予想されるが、入賞圏を争うチームの力は拮抗(きっこう)している。3年連続入賞に挑む広島は1区大工谷成平(世羅高)、アンカー徳本の走り次第。岡山は全国高校駅伝2位の倉敷高勢が鍵。山口、島根、鳥取は粘りのレースになる。(中橋一誠)