| ある中学校の現場から |
会議・部活…気抜けず |
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「こんなにしんどいなんて。特に担任を持ってからは…」。早寝の代わりに、毎朝、五時前には起床、授業のための理科プリント作りに励む。担当は一年と三年。「昼すぎに起きていた、学生時代とはまさに正反対」。自慢の長髪をかきあげながらつぶやいた。 「とっても、恥ずかしいことなんだけど、一学期、一度も教材研究できなかったんです。大きな声じゃ言えません」。初めてクラス担任になった足立亜衣(27)は、こう語った。 もちろん、教材研究をしようと、資料を自宅に持って帰る。だが、かばんから出すことなく再び学校へ。昨年も一年生の国語を担当していたから、その時のわずかな「遺産」を食いつぶしているようだ。 授業のコマ数は、藤田が二十時間、足立も十八時間。空き時間は、一日に二時間。市教委によると、平均的な数字だそうだ。
それでも、藤田は受験を控えた三年生の学習にも付き合う。専門の理科だけに限らない。「本当はボクだって休みたい。でも、やると一度決めたことだから…」
(文中仮名。写真と本文は関係ありません)
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