中国新聞

居酒屋 Sugi家

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比内地鶏を入れたきりたんぽ鍋は年間を通じて好評。1人前から用意できる   広島市中区薬研堀
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■こだわり食材の秋田料理

 きりたんぽ鍋(千八百九十円)や、稲庭うどん(九百四十五円)、いぶりがっこ(三百十五円)など秋田県の郷土料理を地酒と一緒に味わえる。

 きりたんぽ鍋は、あきたこまちのコメを練ったきりたんぽを使う。比内地鶏、マイタケ、ゴボウ、糸こんにゃく、セリと、ご当地でも正統派の具がそろう。比内地鶏のガラをじっくり煮出したスープがベース。くさみはなく、さっぱりとしたうまみが口の中に広がる。暑くなっても注文が途絶えない一品だ。

 控えめな照明の店内は落ち着いた雰囲気だ。店主の杉村一之さん(59)は秋田県出身。独自のルートで納得のいく食材だけを現地から取り寄せる。「折々の味覚を楽しんでもらいたい」。家庭的な味付けに腕をふるう。

 これからの旬は根曲がり竹(五百二十五円)。焼いて皮をむくと、ふわっと素朴な山の香りが漂う。タケノコほどあくがなく、かみ応えもある。ジュンサイや山菜のミズも食べごろを迎える。

 秋口になると、秋田からの直送ベニザケを一匹さばいて石狩鍋にする(要予約)。冬はタラとシラコ、大ぶりの殻付きホタテの出番になる。

 あきたこまちで作る筋子のおむすび(三百六十七円)は、飲食の締めくくりに時季を問わず人気という。(上杉智己)


  【メモ】
 秋田県をはじめ、東北地方の地酒を豊富にそろえている。予算や好みに応じた、おまかせ料理も受け付ける。
 営業時間は午後6時から翌日午前2時。
 1階にカウンター10席、2階に掘り込み式のテーブル12席。
 第3日曜日定休。

電話 082(249)7225


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