中国新聞

農家レストラン  たぬき

Photo料理   地図
地元の食材にこだわった一日15食限定の宝作御膳   周南市鹿野上
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■地場の食材で季節感演出

 緑豊かな周南市北部の渋川地区に十一月三日、オープンした。農業寺戸光政さん(56)、ひろみさん(54)夫妻が、農作業の傍ら、心温まる料理でもてなしている。営業は金―日曜と祝日。

 お薦めは、豚のしょうが焼、季節の野菜の天ぷら、コンニャクの刺し身、かしわもちなど計十品からなる一日十五食限定の宝作御膳(ほうさくごぜん)(千円)。地元の宝作神社にちなんで命名した。

 ひろみさんは「できるだけ渋川地区の食材を使い、季節感を大事にしています」と話す。寺戸さん方の約二十アールの畑で栽培している野菜を食材として使うほか、地元の農家からも仕入れている。

 夫妻はかつて、自宅近くでスーパーマーケットを営み総菜を作っていたことから調理師免許を持つ。食材の選別やメニューの考案には、総菜作りの経験も生かす。

 レストランは、自宅から北東に車で約十分の田園地帯にある農作業小屋を改装した。木造平屋約八十平方メートルの店内は、日当たりも良く開放感がある。「都会の騒がしさを忘れて、のんびりとした時間を過ごしてもらいたい」と光政さん。のどかな雰囲気に誘われ、常連客もでき始めた。

 宝作御膳のほかにも、野菜の天ぷらや梅干し入りの特製うどん(六百円)、豆腐のティラミスなど週替わりの創作デザートが付いたコーヒーセット(四百五十円)もある。(中村哲郎)


  【メモ】
 中国自動車道鹿野インターから、県道鹿野吉賀線を北東に進み、車で約10分。石船温泉から約1キロ先の左側に見えるタヌキの置物が目印。
 宝作御膳は予約が必要。営業時間は午前10時―午後5時。
 テーブルとカウンターの計約20席。駐車場7台。

電話 0834(68)3818


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