| |
|
|
時間をかけた家庭料理が並ぶお任せランチ
|
|
福山市熊野町 甲560
|
■のんびり 手間かけた和食
田畑や民家が点在するのどかな地帯の一角。築百三十年の古民家を改装し、二〇〇七年四月にカフェとしてオープンした。メジロやキジなど野鳥が降り立つ庭や山里の風景が、ゆったりとした時間を感じさせる。周りを桜の木が囲み、春は花見の名所だ。
米国・ロサンゼルス市に二十四年間住んでいた元写真家河野正彦さん(61)と妻美鈴さん(56)が営む。ともに東京都出身だが、都会から離れたいと知人の紹介で福山市に移り住んだ。
お任せランチ(千八百円)は、三日前までに予約が必要。魚や野菜を使った和食を中心にした三―五品を出す。この日のメニューは焼きタラバガニ、エビのすり身をはさんだレンコンの揚げ物、鶏・野菜の煮物。「家庭料理の枠を外れず、手間をかけて作る」と美鈴さん。「普段の騒がしさから離れ、ゆったり過ごして」と思いを込める。デザート、飲み物も付く。
正彦さんは「二人の好きな物を形にした」と話し、店には古道具や陶器、雑貨がずらりと並ぶ。美鈴さんが約三十年集めているパナマ民芸品の布「モラ」のコレクションも鮮やかだ。「落ち着く」と二、三時間物思いにふける客も少なくない。(赤江裕紀)
【メモ】
営業時間は午前11時―午後5時。食事は午前11時半―午後3時で、ぞうすいランチ(700円)もある。
テーブルと座敷の計18席で、火曜定休。
駐車場15台。道幅が狭いので大型車の通行は注意。
電話 084(959)1501
|
|