中国新聞

Photo ■静かに子ども見守る

 八月中旬、京都市内の各町では地蔵盆が開かれる。お地蔵さんの前には赤いちょうちんがつられる。子どもを守ってくれる地蔵への信仰は厚い。
 安佐北区可部の路地を挟んで勝円寺と淡島明神が向き合う。神社石垣の前に地蔵堂が立つ。ここでも、八月には地蔵祭りがある。
 近所の女性(78)が「子どものころ、祭りでお菓子などをもらえるのが楽しみでした」と振り返る。勝円寺の盆灯ろうが地蔵の前にたくさん飾られにぎやかだった。


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地 蔵

 当時、この辺りには駄菓子店が三軒もあったという。それほど子どもが多かった。今は小学生が四、五人になり、祭りも簡素になった。
 毎年、地蔵盆でお経をあげる勝円寺の勝岡勝也住職(66)は「地蔵祭りが済むと、夏休みも終わりです」と話した。


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