対策協、22日に最終決定 JR可部線の可部(広島市安佐北区)―三段峡(広島県戸河内町)間廃止後の第三セクターによる存続について、加計町の佐々木清蔵町長は十五日、官民一体でつくる「町JR可部線を存続させる会」幹事会で断念を表明し、幹事会も了承した。 戸河内町もすでに断念の意向を表明。佐々木町長は、断念は「四町村の共通の認識と考える」とし、事実上、三セク化は難しくなった。 佐々木町長は断念の理由として、四十年間、毎年三億円程度の赤字が見込まれる▽存続するならば合併による財政効果も食われてしまう―などを挙げ「住民に負担をかけられない。断念せざるをえないだろうとの結論に至った」と述べた。 出席者からは「無念」との声が相次ぐ一方、通院や通学を考慮した代替交通の充実、地域振興への支援、鉄道跡地の活用など「今後の協議をしっかりしてほしい」との意見が多く出た。 沿線五市町村でつくる可部線対策協議会(会長・秋葉忠利広島市長)は二十二日の会合で、方針を最終決定する。 佐々木町長は「二十二日で三セクの議論はおしまいかもしれないが、課題をどうするのか新たな出発でもある。協議会も新たな役割を担う。地域振興を含めしっかりと考えていく」と約束した。 (2002.11.16)
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