「可部線純白ドレスアップ」

車渋滞尻目にさっそう

 この冬、近年にない雪に見舞われた広島地方。JR可部線の可部(広島市安佐北区)―三段峡(広島県戸河内町)間46.2キロも幾度となく、白いベールに覆われた。白銀の世界を走るディーゼル車は、はっとするほど美しく、時に幻想的。そして、なぜか懐かしい。

写真1「光浴びて」
光浴びて 雪の山々をバックに走るディーゼル車。民家も雪に覆われた(安佐北区・河戸駅周辺)

 沿線の山は、木々に積もった雪が「白と黒」の絶妙のコントラストを描き出した。流れる雲が途切れた瞬間、差し込む陽光と青空に、雪は輝きを増した。田園や鉄橋、駅…。幾つもの目を引く景観に出合えた。

 1月下旬の積雪では、広島市北部や県北西部の幹線道路は大渋滞。可部線とほぼ並行して走る国道191号は加計町内の落石で1週間、一部通行止めとなり、ダメージが重なった。多少の遅れはあったものの、「雪のときはやはり可部線」と加計駅で乗り込んだ乗客。のろのろ運転の車の横を走り去る可部線は、いかにも誇らしそうに見えた。

写真「三車三様」サムネール
三車三様
写真「駅へ急ぐ」サムネール
駅へ急ぐ
写真「いてつく」サムネール
いてつく

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