分析装置開発のラボテック(広島市佐伯区)は18日、新型インフルエンザウイルスの働きを弱め不活性化する紅茶エキスを開発したと発表した。エキスを含むのどあめ、うがい液などを2010年度中に販売する。
エキスは、輸入販売するケニア産紅茶の茶葉から独自の技術で抽出。抗ウイルス作用のあるカテキンを含む。昨年12月、広島県保健環境センター(南区)の分析で不活性化する効果が確認された。
分析によると、エキスを水で1600倍に薄めても、動物細胞へのウイルス感染をほぼ阻止。カテキンを含む緑茶エキスに比べ約5倍強い作用という。
のどあめや噴射型のスプレー液、うがい液などを商品化する。より効果的なエキスにするため、抽出の温度や時間の実験を重ねている。吉川恵社長は「食品メーカーとの協力も検討したい」と話している。(樋口浩二)
【写真説明】紅茶エキスの成分を分析するラボテックの実験室(広島市佐伯区)
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