中国山地 明日へのシナリオ
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■農村生活に新たな価値■

 中国新聞の中国山地シリーズは今回で三度目になる。一九六六年一月に連載を始めた最初の「中国山地」は、全国で 最も先鋭的に進む中国山地の過疎の克明な記録。八四年一月から始めた「新中国山地は」は、減速したとはいえ、過疎が高齢化・少子化という質的変化を伴って進む現実をフォローすることになった。

 あれから十八年。山地の高齢化・少子化はさらに将来の日本社会を先取りして進む。今回のシリーズでは、その課題 とともに、地域に生きる積極的な意味を問う多様な試みを、混迷する日本社会の明日へのメッセージの意味も込めて伝えたい。

(担当:編集委員室の目光紀、桑田信介、社会・経済グループの石丸賢)


2020年を見据えて  (2002年10月21日)

「点検・あれから18年」
   備北地域編  (2002年10月20日)  周防北・阿武地域編 (2002年5月29日)  
 石見地域編  (2002年9月24日)  阿哲・吉備高原地域編 (2002年4月5日)
 氷ノ山・人形峠地域編 (2002年9月17日)  奥出雲地域編 (2002年2月28日)
 大山・蒜山地域編 (2002年7月11日)  芸北地域編 (2002年1月28日)
 

中国山地 明日へのシナリオ 第7部 山地発メッセージ 
 連載では、積極的な意味を求めて山地に生きる人々を紹介してきた。地域概念としてはあいまいになった中国山地。連載を終えるにあたって今一度、彼らが発するメッセージから中国山地をとらえなおしてみたい。
(1) 3度目の連載 農村の可能性輝く時代 (2002.10.29)
(2) グローバル時代 地産地消 生かす好機に (2002.10.30)
(3) 新しい価値観 多様な生きる道学ぶ場 (2002.10.31)
(4) 生業の再発見 多彩な仕事つくり出せ (2002.11. 1)
(5) 中央対地方 分散社会の意義 理解を  (2002.11. 2)

第6部 老いをゆたかに
 高齢化社会へと確実に歩む日本。中国山地はそのスピードが速い。だれもが、いやでも向き合わなければならない老いをどう豊かに生きるか。その環境づくりのさまざま試みを追った。
特集 第6部 老いをゆたかにを終えて   (2002.9.10) 
(1) 高齢者学級 人生模様重ね 頭の体操 (2002.8.27)
(2) サロン「いろり屋」  食べて話して皆が主役 (2002.8.28)
(3) すこやかめいと オンラインで健康管理 (2002.8.29)
(4) 配食サービス 毎夕の楽しみ真心弁当 (2002.8.30)
(5) ユニットケア 小人数 特養に「わが家」 (2002.9.3)
(6) グループホーム 家事担い痴ほう和らぐ (2002.9.5)
(7) やすらぎリビング 「在宅」不安消え 集う笑顔 (2002.9.6)
(8) やまびこネット 「隣の助け合い」現代版 (2002.9.7)

第5部 森と里と人と
 国産材需要の不振で明日が見えない林業。その中で、森林ボランティアや上・下流の連携など、森と人との新しい関係づくりを模索するさまざまな試みを追う。
特集 第5部 森と里と人とを終えて (上) (2002.7.8)
 (下) (2002.7.9)
(1) 森林オーナー 自作の小屋で自然満喫 (2002.6.20)
(2) 杉の雫・吟醸の会 左党が守る水源の恵み (2002.6.21)
(3) 遊木の里 野鳥と共生 都会人集う (2002.6.22)
(4) 木造校舎 児童体感 村のぬくもり (2002.6.25)
(5) 海山交流 漁民が鎌「恋人」手入れ  (2002.6.26)
(6) 産直住宅 流域の木使い山守ろう (2002.6.27)
(7) 森林ボランティア 手弁当で荒れ山を再生 (2002.6.28)
(8) 少年自然の家 「放牧」で子どもに輝き (2002.7.2)

  第4部 農かがやいて
 農村の暮らしと風土は今も農業と分かちがたく結び付いている。国際化も加わり、経済競争力では分が悪くなって久しいものの、その営みは多様な形で続けられてきた。食の安全性があらためて問われる時代。中国山地の農業は新たな可能性もはぐくみつつある。
特集 第4部 農かがやいてを終えて
(1) 産直市 豊かな田舎おすそ分け (2002.5.3)
(2) 有機無農薬栽培 土にこだわり「本物」野菜 (2002.5.4)
(3) 野菜苗生産 二代で築いた大型経営 (2002.5.8)
(4) 和牛放牧 夫婦の夢 草原に追い風 (2002.5.9)
(5) 若手起業家 地域に広がる水耕栽培 (2002.5.10)
(6) 大型稲作 可能性を試し規模拡大 (2002.5.11)
(7) 夏出しホウレンソウ 土作りと省力で大型化 (2002.5.14)
(8) 棚田オーナー制度 魅力実感みんなで守る (2002.5.15)
(9) 小農複合経営 里山の恵みを循環利用 (2002.5.16)
(10) 法人集落営農 作業分担 生活にゆとり (2002.5.17)
(11) リンゴ産地の後継ぎ 産直の伝統 父から学ぶ (2002.5.18)

  第3部 学ぶ・はぐくむ
 学校で集落で野山で…中国山地をフィールドに教え、学び、人をはぐくむさまざまな試みが根付き始めている。教育というものの多様性と、地域の持つ教育力の重要さをうかがわせる取り組みを追った。
特集 第3部 学ぶ・はぐくむを終えて
(1) 森の学校 「宝」慈しみ変わる集落 (2002.3.19)
(2) 絵本牧場 わんぱく魂 呼び覚ませ (2002.3.20)
(3) のびのび小学校 じっくり養う 自立の心 (2002.3.21)
(4) かわね学習 生業を体験 地域に誇り (2002.3.22)
(5) 山村留学センター 地域まるごと親代わり (2002.3.23)
(6) 残った学校 少人数教育 地域で探る (2002.3.26)
(7) しまね自然の学校 遊びのおきて 成長促す (2002.3.27)
(8) 農小クラブ 親子で触れる命の重み (2002.3.28)
(9) 冒険アースボート かわいい子には川下り (2002.3.29)
(10) 体験型の自然博物館 触れて感動 好奇心わく (2002.3.30)

  第2部 暮らしと交通
  路線バス網が年々ほころんでゆく中国山地。今月一日、規制緩和をうたう改正道路運送法も施行され、淘汰(とうた)に拍車がかかる。そんな中、高齢者などの生活交通をどう確保するのか―。自治体や集落、民間業者のささやかだが着実な試みが始まっている。
特集 第2部「暮らしと交通」を終えて
(1) 集落ハイヤー 手配・集金 住民の手で (2002.2.13)
(2) 自治体共同運行 路線網細やか 利用好調 (2002.2.14)
(3) 金 沢 方 式 社協に委託 高齢者運ぶ (2002.2.15)
(4) 乗合タクシー 通院向けで需要起こす (2002.2.16)
(5) 無料実験バス 独居を支え介護予防も (2002.2.19)
(6) 県境越えバス 切れた糸 町助成で復活 (2002.2.20)
(7) マイレール 存続の仕掛け模策続く (2002.2.21)

  第1部 マイライフ
 田舎暮らしに新たな価値観を見いだそうという流れが広がっている。都市住民に向けた中国山地からの積極的なアピール。自分流の豊かさを求めて訪れる人、定住する人。それぞれの「マイライフ」が明日の山地を築く。
特集 第1部「マイライフ」を終えて
(1) 愛ターン 引き算で見つけた幸せ (2002.1. 8)
(2) 脱サラ農業 流した汗だけ報われる (2002.1. 9)
(3) 森の月給取り 木漏れ日で知る達成感 (2002.1.10)
(4) 野花の館 高原に普段着の癒し (2002.1.11)
(5) わがままな宿 「山の宝」もてなしの味 (2002.1.12)
(6) リゾートのかなめ 宿にかけた第二の人生 (2002.1.15)
(7) ネットの駅長 夢の発着点 恋愛も運ぶ (2002.1.16)

特集 プロローグ 広島県吉和村から