| ■非拘束名簿方式 |
◆候補名浸透に奔走/旧来型の選挙展開 |
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A 比例代表選に政党名、候補者名どちらでも投票できる非拘束名簿方式が導入されたのも、今回の参院選の特徴だ。
E かつての全国区のように「有名人乱立」を生んだが、どの党も制度や候補者名を浸透させるのに四苦八苦だった。
B 自民からは、旧建設、旧郵政、農水、旧自治の元官僚らが立候補し、関係業界団体の動きがすごかった。とりわけ構造改革の「逆風下」にある郵政関係団体などは、「存在感をアピールする」と懸命だった。
G 「改革コール」の中で旧来型の選挙運動を展開したわけだが、こうした業界団体の動きも自民の比例票を押し上げた。新制度の導入を押し通した自民の思惑は、当たったのでは。
D 公明の動きも活発だった。中四国地方を広島市出身の比例前職の重点区とし、神崎武法代表ら党幹部も再三、中国路入りした。この公明前職は議席確定の最終盤で当選を決め、戦術が奏功した格好だ。
F 有権者には、新制度への戸惑いがあった。中国新聞の出口調査で、候補者名で投票した人は22%台にとどまった。投票所では「候補者を知らないから、テレビでなじみの人の名前を書いた」との声を聞いた。これでいいのかどうか。
C 中国五県のすべての開票作業が終了したのは、三十日午前六時二十五分だった。政党名と二百四人の候補者名が混在するため、開票時間が大幅に伸びた。定着するかどうか疑問があるね。
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