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世界の街角から

親睦会で被爆地の思い共有
アメリカ・ニューヨーク 森永明日夏

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 こんにちは! ニューヨーク(NY)便りをお送りしている森永明日夏です。以前、広島県人会の記事を書いたのを覚えている方もいらっしゃると思います。あの記事がきっかけで参加してくださった方が数人いらっしゃいました。広島のご家族が記事を読んでいたり、一時帰国中に目にしたり。いや〜、本当に人生って予想しない偶然や出会いがたくさんですね。

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同じ被爆地の広島、長崎ゆかりの人たちが集まった合同親睦会

 今回は同じ被爆地でもある「長崎ばってん会」と初の合同親睦(しんぼく)会を開きました。五十人を超える十六歳から八十歳までの幅広い年齢層と、ふだんは出会うことはないであろう職業の方たちが素敵(すてき)な時間を共有しました。

 今年で二十周年の広島会は、広島にゆかりのある方ならどなたでも(奥様が広島出身や昔、広島で働いていた、などなど)、長崎ばってん会は佐賀、熊本、大分、福岡や“ばってん”の方言を使うゆかりのある方ならどなたでも、というテーマのもとで開催しているので、「あ、私の知人NYにいるわっ」という方は、ぜひぜひ教えてあげてくださいね。

 NYはいつも動いている街で刺激的ですが、とても孤独な街であることも確かです。街の勢いに押され、自分も動いていなければいけないという恐怖や孤独を感じる人も少なくありません。同郷のよしみで出会えて、お話ができるという縁は結構、宝なんじゃないかな〜と思っております。

 今回は原爆映画の上映に取り組む「KIDS FOR THE FUTURE」の山本徹さんによる手塚作品や長崎を舞台にしたアニメ「NAGASAKI1945・アンゼラスの鐘」のPR版上映もありました。被爆地に生まれ、育った思いから多くの方が涙を流していました。

 私も舟入高演劇部時代は原爆劇に青春のすべてをかけていたし、平和学習をしたり、体験者の方にお話を聞きにいったりしました。十八歳で東京に出て、現在はNYに住む私もあらためて広島出身であること、平和のことを考えさせられました。

 広島会にゆかりのあるゲストの方が、核兵器廃絶に情熱をかけた前長崎市長・伊藤一長さんのご家族に五百人の署名を集めて送る記帳を呼びかけ、みなさんで協力していた姿も印象的でした。

 途中から恒例の!?三十秒自己紹介で盛り上がり、NYという街にいろいろな日本人が暮らしているんだな、今日出会ったことで新しい世界が始まっていくんだな、と思うと小さな幸せを感じる私でした。広島会は近々ホームページを立ち上げますのでお楽しみに。


もりなが・あすか 広島市安佐北区出身。10年間舞台俳優として活動し、2005年にNYに移住。今季からヤンキースタジアムで日本人初のアテンダントとして活躍。秋に三谷作品の舞台で一時帰国の予定。

2007.8.31


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