中国新聞LEADERS倶楽部
2017年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

料理や婚礼 満足度さらに向上

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総支配人 小杉 真澄 (こすぎ ますみ)

―客室の改装を続けています。

今年は1月下旬から2月上旬にかけて、シングル20室を160センチベッドのセミダブル10室、180センチベッドのダブル10室に順次改装します。ツインベッドよりダブルベッドを選ぶ傾向のある外国人宿泊客の好みに合わせました。2019年のラグビーワールドカップ(W杯)では、観戦で訪れる外国人旅行者は約20日間滞在するという前回の傾向を踏まえ、試合がない期間に世界遺産が二つある広島を観光すると期待しています。広島市内ではホテルの新規開業が続きますが、相乗効果でのマーケット拡大を見込んでいます。昨年10月にシルクエアーがシンガポール直行便の運航を始め、欧米系が上回っている観光客の比率は、今後アジア系が増加すると予想されます。

―料理に高い評価を得ています。

「現代の名工」である沢村収二総料理長をはじめ、数々の料理コンテストに積極的に参加してきました。若い世代が見習い、伝統を受け継いで互いに修練し、味と技術のレベル向上を目指しています。地元産の食材提供はもちろん、料理業界でのトレンドなどを積極的に取り入れ、時代を先取りします。料理の美しさが伝わる写真にもこだわっています。

―婚礼のコンセプトが変わりました。

昨年4月から「匠(たくみ)」を掲げており、18年も継続します。料理、サービス、美容・着付けに至るまで、確実な技術を持つプロの集団が正統派の婚礼を提案します。国際建築賞を受賞した「木もれ陽のチャペル」は木のぬくもりを感じると根強い人気があります。時代に合わせて少人数のウエディングに適した宴会場も用意しています。

―地域にファンを増やす会員プログラムがあります。

15年から始めた「IHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)ビジネスリワーズ」は宿泊だけでなく宴会、会議、婚礼の利用でポイントが加算されます。ポイントはホテルの無料宿泊券や商品と交換ができます。繰り返し利用いただき、有効に交換してもらえればと思います。リブランドから10年がたちました。全スタッフを再教育する独自プログラムでサービスレベルをさらに向上させ、地元のお客さまに愛されるホテルであり続けます。

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木のぬくもりを感じる「木もれ陽のチャペル」
概要
会社名ANAクラウンプラザホテル広島
ホテル所在地〒730-0037
広島市中区中町7-20
Tel 082(241)1111
設立2006年2月
事業内容ホテル業
宿泊、宴会、婚礼、飲食など総合サービスホテル
資本金1億1500万円
従業員数301人(2017年11月現在)
ホームページhttps://www.anacrowneplaza-hiroshima.jp