中国新聞LEADERS倶楽部
2017年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

新しいスーパー像目指し進化

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代表取締役社長 岡﨑 雅廣 (おかざき まさひろ)

―大きなチャレンジが続きます。

昨年3月、グループ初となる大型商業施設「エブリイOkanaka津高」を岡山市北区にオープンさせました。2階のフードコート全6業態をグループ会社1社で一括運営するなど全国でも珍しい試みを取り入れました。1階の食品スーパーと連動させ、「スーパーと外食の融合」の具現化に挑戦しています。11月には「自分磨きとコミュニティのフロア」をコンセプトに4階をオープンさせ、来客数も順調に伸びています。エブリイらしい発想と行動力が集客力のある店舗づくりにつながっている手応えを感じています。

―出店も積極的です。

昨年後半、高松市に四国エリア2、3号店を出しました。10月、広島市西区にオープンさせた「NANO RINO エブリイ楠木店」は、初の都市型モデルの店舗です。郊外店とは売れ筋や容量ニーズ、価格感が違うため、エブリイの強みである生鮮品に磨きをかけ、旬の味にこだわった手作り惣菜をそろえるなど、特色ある売り場作りに注力しています。

―新ビジネスも開始しました。

素材の仕入れから献立開発、調理、そして宅配までをグループ各社が分担し連携した新たなビジネスモデルとして、宅配弁当「福はうち御膳」をスタートさせました。素材や味付けにこだわるのはもちろん、国が推奨する1日の野菜摂取量の約半分を1食で取れるよう工夫した献立が評判を呼び、受注量は徐々に伸びています。各社が切磋琢磨することでさらに利用者の満足度を高め、日本に類を見ない高齢者向け宅配弁当に育てたいと思っています。

―今年の目標は。

超高齢化が進み消費者ニーズが刻々と変わる今、スーパーの役割も変化が求められています。その中でエブリイの新業態として2016年にオープンさせたIKOCCAエブリイ駅家店(福山市)での実験的な取り組みが素晴らしい成果を上げています。これをさらに深掘りし進化させることで、新しいスーパーマーケット像を目指します。グループ売り上げ1000億円を目前に、商人集団としての原点を大切にしながら、地域に密着し地元で一番愛される店舗づくりにまい進したいと思います。

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昨年3月に開業した岡山市北区「エブリイOkanaka津高」
概要
社名株式会社エブリイホーミイホールディングス
本社所在地〒721-0973
福山市南蔵王町1-6-11
Tel 084(982)9411
設立2014年9月
事業内容スーパーマーケット事業、外食・事業所向け給食事業、夕食材料宅配事業など
資本金8000万円
売上高827億円(2017年6月期)
従業員数約4500人(2017年10月現在)
店舗数・エブリイ41店舗・ホーミイダイニング18店舗・ひな市3店舗・さわ田1店舗・ヨシケイ福山9拠点(グループ計72拠点)
関連会社(株)エブリイ、(株)ホーミイダイニング、(株)ヨシケイ福山、(株)けんこう応援団、(株)ひな市、(株)さわ田、(株)イーシステム、(株)すまいるエブリイ、(株)アグリンクエブリイ広島、(株)YPYエデュケーション
ホームページhttps://www.everyhomey.com/