中国新聞LEADERS倶楽部
2017年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

野菜豊富 お好み焼きで健康に

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代表取締役社長 佐々木 直義 (ささき なおよし)

―初のコンセプトショップ「Vege Love it!(ベジラビット)」を昨年4月、広島市西区の大型商業施設「LECT(レクト)」にオープンしました。

「野菜」と「健康」をテーマに、カロリーを抑えながらも食べ応えのあるメニューを提供しています。看板メニューの「ベジコ焼」は、たっぷりの野菜に米粉などを混ぜて四角く焼いた新感覚のお好み焼き。サラダやスープの付くセット(950円)で、厚生労働省が定めた一日の野菜摂取目標の3分の2にあたる250グラムが取れます。オリジナルのソースやドレッシングは店内のソース工房で生野菜から作っています。

―昨年5月には「ヘルシー宣言」を打ち出しました。

高齢化が進む中、食品メーカーには健康寿命を延ばすために貢献する使命があると考えます。野菜が多く取れ、栄養バランスのよいお好み焼きは「ヘルシーな食べ物」という認識を日本中に広めるのが宣言の狙いです。商品開発でも健康志向を追求しています。昨年9月には、通常商品に比べ塩分を50%カットしたお好みソースを発売。原料の野菜と果実を増やしてこくと甘味を出し、香辛料を工夫して、減塩ながら満足いただける味に仕上げています。

―10月10日の「お好み焼の日」に合わせイベントを開いています。

東京・六本木に昨年10月、4日間限定でお好み焼きのポップアップストアを出店しました。カラフルな野菜を入れた3種類のお好み焼きを重ねた「オコタワー」などを各500円で販売。この日に合わせ、オコタワーなどを作る教室を広島と東京で実施しました。関東を中心に東日本では、お好み焼きというと「(食感が)重たい」「脂っこい」というイメージがまだまだ強いようです。今後も各地でメニュー提案や試食会を開き、イメージ向上を図ります。

―今年のテーマを「もっとヘルシーに もっとハッピーに」と掲げています。

共働きや単身世帯、高齢者の増加に伴い、食生活の面でも健康志向や簡便性のニーズはさらに高まると予想されます。一方、当社が昔から掲げる「家族のだんらん」「ともに食べる喜び」の視点も欠かせません。食を通じて「健康と豊かさと和」をもたらす提案を今年も続けます。

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野菜と健康にこだわった「Vege Love it!」
概要
社名オタフクソース株式会社
所在地〒733-8670
広島市西区商工センター7丁目4-27
Tel 082(277)7111
設立2009年10月(創業1922年11月)
事業内容ソース、酢、たれ、その他調味料の開発・製造・販売
資本金1億円
売上高229億円(2017年9月期)
従業員数435人(2017年10月現在)
支社・支店・工場支店6/東京、名古屋、大阪、中国、四国、九州工場1/本社工場
関連会社オタフクホールディングス(株)、お多福醸造(株)、お好みフーズ(株)、ユニオンソース(株)、OPP(株)、OtafukuFoods,Inc.、大多福食品(青島)有限公司、OTAFUKUSAUCEMALAYSIASDN.BHD.
ホームページhttp://www.otafuku.co.jp