中国新聞LEADERS倶楽部
2017年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

時代先駆ける人材 育成に注力

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工学部長 野村 正人 (のむら まさと)

―2017年、学生の活躍が注目されました。

科学技術に関する英文を読み書きする能力を評価する「第108回工業英検3級」で、電子情報工学科の学生が最優秀の成績を収め、文部科学大臣賞を受賞しました。建築分野では、東広島市が地元の学生から地域課題についての懸賞論文を募る「地域課題研究論文」で、建築学科の学生の卒業論文が最優秀賞に選ばれました。このほか「第4回POLUS―ポラス― 学生・建築デザインコンペティション」の優秀賞や、一般社団法人日本建築学会「タジマ奨励賞」などを受賞。毎年、学会発表やコンペティションなどに積極的に参加して成果を挙げています。

―高い就職満足度の秘訣(ひけつ)は。

16年度卒業生の就職内定率は100%を達成しました。就職に対する学生の満足度は93%で、9割以上の学生が第1、2志望の企業に内定しています。入学時から自己実現のためのキャリアプランをどう構築するかなど、系統的に職業観を養います。2、3年次には、5日間研修して単位認定するインターンシップなども実施。体験して理解を深めます。さらに毎年2月に3日間、1、2、3年生を対象にした「学内合同業界研究会」を開催。300社以上が参加し、上場企業が半数を占めます。学生だけでなく、企業にも好評です。

―体育館が完成します。

最大約2千人を収容できる体育館が1月に完成します。4月の入学式がお披露目のイベントになります。本学部の体育の授業やクラブ活動はもとより、付属高校や中学校も利用し、それぞれが教育内容の充実を図ります。このほか、スポーツやイベントなどを開催して地域との交流を深めていきたいですね。

―どんな大学を目指しますか。

学生の夢の実現に向けて最大限のサポートをしていきます。そのために、学科はもとより、分野横断的な研究や産学官連携による実践型研究ができる環境を整えます。時代に先駆ける行動力のある技術者や研究者の育成に力を注いでいます。学生は夢に向かって、失敗を恐れず挑み、経験を通じて創意工夫していくプロセスを大切にしてほしい。来年は、学部創設60周年の節目です。6学科がそれぞれの特長を生かし、さらに輝く大学を目指します。

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1月に完成する体育館のイメージ
概要
大学名近畿大学工学部
工学部所在地〒739-2116
東広島市高屋うめの辺1
Tel 082(434)7004(入試広報室)
設立1949年(近畿大学)、1959年(工学部を呉市に設置)、1991年(工学部を東広島市に移転)
大学院システム工学研究科システム工学専攻
学部・学科化学生命工学科、機械工学科、ロボティクス学科、電子情報工学科、情報学科、建築学科
取得できる資格技術士(将来取得可能資格)、高等学校教諭1種(数学、理科、工業、情報※学科により取得できる教科が異なります)、中学校教諭1種(数学、理科、技術※学科により取得できる教科が異なります)
※教職課程について
課程認定申請中。ただし、文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更となる可能性があります。
ホームページhttp://www.hiro.kindai.ac.jp/