中国新聞LEADERS倶楽部
2017年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

「ドライ」戦略 若いファン開拓

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理事
中国統括本部長
小山 勝久 (こやま かつひさ)

―主力商品の「アサヒスーパードライ」で、新たな施策を続々と展開しています。

これまでにない辛口という新たな価値を提案するビールとして1987年に発売して以来、愛され続け昨年30周年を迎えました。周年記念の特別限定醸造商品として発売した「アサヒスーパードライ 瞬冷辛口」は、飲んだ瞬間に冷たさを体感できるという新技術に大きな支持をいただきました。若者の利用率が高いコンビニでの販売数が伸び、新たな市場を開拓できたと自負しています。

―洋酒部門を強化しています。

消費者のニーズの多様化に応えるために、ジャンルの異なる世界トップブランドの洋酒を販売しています。テネシーウイスキー「ジャックダニエル」は、洋酒が持つ世界観を体験してもらおうと昨年、音楽と酒を一緒に楽しむイベントを全国で開きました。広島市中区のアリスガーデンでも8月に開催。音楽ライブと同時に周辺の飲食店でフェアも開き大勢の人でにぎわいました。このほか果実とハーブを配合したイタリアのリキュール「カンパリ」や「アペロール」もお薦めです。国産ウイスキーの主力ブランド「ブラックニッカ」も好調で前年を大きく上回る実績となりました。広島はおしゃれなカフェやバーが多く、洋酒を提案する素晴らしい市場だと思います。

―地域を大切にしています。

広島東洋カープのセ・リーグ連覇を祝い、スーパードライと第三のビール「クリアアサヒ」で数量限定の「感動をありがとう」デザイン缶を発売し喜ばれました。また、三次市と庄原市にまたがる社有林「アサヒの森」で小学生を対象にした環境教育を実施しています。生物の多様性やCO2の削減について学ぶ大切な場として役立てています。

―今後の展開は。

当社は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会においてビールメーカーで唯一のゴールドパートナー(ビール&ワイン)です。開催に向けてオリンピックの開閉会式や、福山雅治さんが出演する記念ライブへの招待チケットなどが当たるキャンペーンを続々と始めています。メキシコの競技団体が事前合宿に訪れる広島でも盛り上げてまいります。今後も皆さんと共に感動を分かち合える商品を提供し続けます。

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主力商品の「アサヒスーパードライ」
概要
社名アサヒビール株式会社
本社所在地〒130-8602
東京都墨田区吾妻橋1-23-1
Tel 03(5608)5111
設立1889年11月
事業内容ビールを中心とするアルコールの製造及び販売
資本金200億円
売上高9763億円(2016年12月期)
従業員数3184人(2016年12月末現在)
支社・支店・工場営業拠点(統括本部):北海道、東北、首都圏、関東信越、中部、北陸、近畿圏、中国、四国、九州。ビール工場8カ所(北海道、福島、神奈川、茨城、名古屋、吹田、四国、博多)
関連会社ニッカウヰスキー(株)、サントネージュワイン(株)、エノテカ(株)、(株)なだ万、アサヒ飲料(株)、アサヒグループ食品(株)
ホームページhttp://www.asahibeer.co.jp/