中国新聞LEADERS倶楽部
2017年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

好評の自社番組 地元と絆深め

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代表取締役社長 岡畠 鉄也 (おかはた てつや)

―開局65周年の昨年も、自社制作の番組が好評でした。

節目の年を記念し、テレビでは「Veryカープ!安仁屋倶楽部」、ラジオでは「Veryカープ!伝説〜RCCラジオが伝えた65年〜」といった広島東洋カープの歴史をたどる番組を放送しました。秋には両番組と連動したクイズバトルのイベントを開き、盛り上がりました。

古里の魅力を再発掘するバラエティー番組「元就。」(日曜午後0時54分〜)や「街頭TV出没!ひな壇団」(土曜正午〜)、情報番組「イマなまっ!」(平日午後3時〜)など好視聴率で推移し、健闘しています。「広島家族。」というキャッチフレーズの下、全社一丸となり、地域の情報を掘り起こして番組づくりに力を注いだ成果です。

―カープの中継は大人気でした。

ラジオでは全試合、テレビでは25試合を中継し、セ・リーグ連覇を成し遂げたカープの熱戦を伝えました。レギュラーシーズンのテレビ中継平均視聴率は、在広放送局の中でも最高の32.2%を残しました。今季こそ日本一の感動をファンとともに分かち合いたいものです。

―通信との共存を探っています。

自社制作の番組をインターネットで無料視聴できる動画配信サービス「RCC PLAY!」を昨秋、スタートさせました。全国の視聴者からアクセスが集まり、評判も上々です。11月に実施された「ひろしま国際平和マラソン」やカープファン感謝デーなども配信しました。

また、広島県北広島町の上空で昨年10月、フレアの発射訓練をする米軍機を捉えたスクープ報道は、視聴者の投稿動画のおかげです。地域の皆さんがスマートフォンで撮影した「決定的瞬間」を集めやすくし、ニュースに生かしていきます。

―新社長としての抱負を。

これまで築いてきた地域の人々との絆を、さらに強固にします。昨秋には、郷土に残された昔話を朗読するラジオ番組「ひろしま民話図書館」(日曜午後5時50分〜)を始めました。「広島家族。」を構成する人々のDNAを伝えていきます。さらに、核兵器の脅威が増している今こそ、原爆・平和関連の報道や番組制作に力を入れます。視聴者の信頼をバックボーンに、新しい時代の風を帆いっぱいに受けながら進みます。

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クイズバトルのイベント「Veryカープ!王決定戦」
概要
社名株式会社中国放送
所在地〒730-8504
広島市中区基町21-3
Tel 082(222)1132(総務局広報部)
設立1952年5月(開局1952年10月1日)
事業内容基幹放送事業および関連する諸事業
資本金3億8250万円
売上高111億3899万円(2017年3月期)
従業員数185人(2017年10月現在)
支社・支局東京支社、大阪支社、福山放送局、呉支局、三次支局
関連会社(株)RCC文化センター、(株)RCCフロンティア、(株)オレンジシステム広島
ホームページhttp://www.rcc.co.jp/