中国新聞LEADERS倶楽部
2017年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

独自の味 売り場で存在感示す

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代表取締役社長 藤井 直彦 (ふじい なおひこ)

―今年2月に「うに醤油」を新発売します。

2016年に発売した、しょうゆ加工品「鮑醤油(あわびしょうゆ)」に続く高級シリーズとして位置づけます。ウニは味にばらつきがあり、均一化に苦労しました。試行錯誤の結果、自信を持ってお薦めできる風味に仕上がりました。

卵かけご飯や海鮮丼をはじめ、すしや刺し身、吸い物など、数多くの料理に合います。

―「かき醤油」は国際的に高い評価を得ていますね。

昨年は、食の国際品評機関「モンドセレクション2017」で10年連続の金賞以上を受賞し、「クリスタル・プレステージ・トロフィー」を獲得しました。日本食糧新聞社(東京)主催の「第5回地域食品産業貢献賞」にも選ばれました。広島産のカキを使ったかき醤油が、地域食品産業への貢献を認められたとスタッフ一同、喜んでいます。また、全国のスーパーのレジを通じた購買情報「POSデータ」の集計では、15年11月から16年10月までの「醤油部門」で2121点中、かき醤油(600ミリリットル)が23位にランクイン。全国の大手メーカーが売り場に並ぶ中、多くの方に選んでもらえて光栄です。

―海外での販路拡大については。

電子商取引(EC)も活用し、海外から個人輸入で購入する人に向けたシステムへの参画を検討しています。当社の「黒ごまだれ」「かき醤油」は中国などアジアでも引き合いがあります。

また現在、食品安全管理システムの国際規格「FSSC22000」認証取得に向け、組織や業務の見直しをしています。取得後は、この規格認証に基づき、欧州連合(EU)にも販路拡大を図っていく方針です。これからも商機を逃さないようニーズにスピーディーに対応していきたいですね。

―今年はどんなことに取り組みますか。

開発部門強化に向け、体制を整えていきます。

中小メーカーが競争に勝ち抜くには、独自の視点に立った商品開発しかありません。開発部門の人員を増やし、他社にない商品の開発に全力を挙げます。商品の容器やパッケージにも独自性を出し、売り場で目立つように努めていきます。

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うに醤油(左)とかき醤油仕立てつゆ
概要
社名株式会社アサムラサキ
本社所在地〒721-0974
福山市東深津町5丁目20-38
Tel 0865(66)2727
創業1910年11月
事業内容醤油、つゆ類、たれ類、ドレッシング、その他調味料、製造販売
資本金3600万円
売上高19億6000万円(2017年3月期)
従業員数61人(2017年3月現在)
支社・支店・工場東京営業所、大阪営業所、広島営業所
関連会社 (株)アサムラサキホールディングス、(株)グリーンストーンヒルズ(スポーツ施設)
ホームページhttps://www.asamurasaki.co.jp