中国新聞LEADERS倶楽部
2017年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

このまち思い 安心と安全提供

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代表取締役社長
社長執行役員
松藤 研介 (まつふじ けんすけ)

―ガス小売り全面自由化への対応を進めています。

昨年4月に自由化がスタートし、大都市圏を中心として異業種からの都市ガス事業への参入が進んでおり、今後一層の競争激化が予想されます。当社グループとしても、あらゆる状況を想定し、役職員一丸となって地域の皆さまから選ばれ続ける企業グループを目指しています。

新たな企業スローガン「このまち思いエネルギー。」に込めた思いを具現化する取り組みとして、「広ガスポイント」や、水回りの駆けつけサービスをはじめとした「広ガスくらしサービス」を昨年4月から展開しています。また、自由化で柔軟かつ機動性のある料金メニューの実施が可能となったことに伴い、今年度の新料金サービスとして、期間限定でガス料金を割り引く「『広島東洋カープ』と『このまち』応援割」「ガスファンヒーターはじめて割」を実施します。今後もお客さまサービスの更なる充実に加え、競争環境の進展を踏まえ、「ひと」思い、そして「くらし」思いをキーワードとした新たな料金メニューを検討していきます。

―地震や津波などへの対策は。

お客さまの安心と安全を確保することは、ライフラインの一翼を担う企業としての使命と考えており、災害対策にも従来から力を入れております。地震や津波など災害時の防災拠点として、震度7クラスの地震にも耐える防災センタービルが完成しました。更なるインフラ整備や現場力の向上などを通じて、安定供給や保安の維持・向上に努めていきます。

―総合エネルギー企業に向けた取り組みにも力を入れていますね。

これまでも廿日市工場のガスコージェネレーションや太陽光による発電を実施してきましたが、昨年10月、中国電力との共同出資で、「海田バイオマスパワー」(広島県海田町)を設立しました。バイオマス混焼発電所の建設工事を12月から開始し、2021年3月の営業運転開始を目指しています。

―今年の抱負は。

当社は創立以来108年間、広島で地域の皆さまと共に歩んできました。築き上げてきたお客さまとの絆と信頼関係を最大限活かしながら、「このまち思い」な企業として、引き続き地域とともに発展していきたいと考えます。

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防災センタービル(2017年12月に完成)
概要
社名広島ガス株式会社
本社所在地〒734-8555
広島市南区皆実町2丁目7-1
Tel 082(251)2151(代表)
創立1909年10月
事業内容ガス事業、ガス器具の販売、液化天然ガスの販売
資本金51億8100万円
売上高連結 700億200万円(2017年3月期)
単体 525億500万円(2017年3月期)
従業員数669人(2017年3月末現在)
支店・工場等呉支店、尾道支店、可部基地、熊野基地、三原営業所、廿日市工場、備後工場、技術研究所
関連会社広島ガスプロパン(株)、広島ガステクノ・サービス(株)、広島ガスメイト(株)、(株)ラネット、(株)ビー・スマイル、瀬戸内パイプライン(株)、HG LNG SHIPPING CORPORATION
ホームページhttp://www.hiroshima-gas.co.jp/