中国新聞LEADERS倶楽部
2017年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

次の50年へ 課程や施設を拡充

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学長 小谷 幸生 (おだに ゆきお)

―入試改革・教育改革に取り組んでいます。

昨年は開学50周年でした。18歳人口が減少する中、今年は次の50年に備えて大学力を強化する重要な年です。本学では2013年度に「定員確保よりも学力優先」の方針で、入試の合格点を引き上げました。学習意欲の高い学生のために新カリキュラムも導入しました。日本語の文章表現力を磨く科目では外部資格の取得を必須化し、これまで90分ずつ週2回だった英語の授業を45分ずつ毎日実施。3年次に進級する際に一定数の単位を必要とする制度も取り入れ、1年次から計画的に勉強する仕組みを作りました。こうした中、昨年「生徒を伸ばしてくれる大学」(大学通信調べ)ランキングで中四国の私立大でトップになるなど改革の成果が出ています。

―施設も充実しました。

一昨年学生が自主的に学び合う10階建ての施設「明徳館」が完成しました。ゼミごとの専用スペースやプレゼンテーションをするためのフロアもそろえています。ここで学生同士が切磋琢磨して表現力を磨いています。3月にはキャンパス近くに3階建ての国際交流館が誕生します。交換留学生用の寮室31室と国際交流イベントが開ける広間があります。日本人学生と海外の学生が交流する場になることを期待しています。

―優秀な人材を育てています。

メディアビジネス学科の学生が作った短編映像2作品が「『地方の時代』映像祭2017」の市民・学生・自治体部門で入賞しました。沖縄と広島の戦争体験、広島に住む中国残留邦人に焦点を当てた作品で、どちらも戦争を知らない学生が自ら平和の大切さを学んだ力作です。卒業生では、地元経済界をリードする優秀な人材はもとより、福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手や、昨年卒業した阪神タイガースの尾仲祐哉投手のようなプロスポーツ選手も輩出しています。

―今後目指す大学のビジョンは。

確かな知力と豊かな人間力を兼ね備え、仲間と協働して夢を実現する「興動人」を育成する教育プログラムを充実させます。教職員は全力で学ぶ学生を応援します。本学で学ぶ学生の可能性は無限大です。優れた教育システムのもとで大きく成長し社会で活躍する学生を送り出します。

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10階建ての「明徳館」(左)など施設が充実したキャンパス
概要
大学名広島経済大学
所在地〒731-0192
広島市安佐南区祇園5丁目37-1
Tel 082(871)1000(代表)
設立1967年4月
大学院経済学研究科経済学専攻博士課程
前期課程、後期課程
学部・学科経済学部
経済学科、経営学科、ビジネス情報学科、メディアビジネス学科、スポーツ経営学科
取得できる資格教員免許
高校:地理歴史、公民、商業、情報
中学:社会
資格取得授業税理士※、社会保険労務士、ファイナンシャル・プランナー、宅地建物取引士、ITパスポート
※将来取得可能資格
ホームページhttp://www.hue.ac.jp