中国新聞LEADERS倶楽部
2017年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

特典やフェア 農と消費者結ぶ

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代表理事理事長 梶田 隆仁 (かじた たかひと)

―農業者の借入資金ニーズを支援しています。

融資金利負担の軽減のため利子補給や、保証料の全額助成などを実施してきました。2017年には、JA農業災害資金を新設。近年多発している大雨や台風による農業被害に対応した低利融資で、行政の利子補給もあります。16年度の広島県内13JAにおける農業資金の新規実行金額は前年度から大幅に増えています。今後も手続き簡素化や情報発信に力を入れ、地域の発展のため、農業者とJAをつなぐ金融仲介機能の役割を果たしていきたいと考えています。

―地域活性化のための企画が好評です。

17年8月と9月の期間限定で販売した「ひろしま農業応援定期貯金」では、契約者に県内各地域のおすすめの農産加工品を贈りました。リンゴジュースや手づくりジャムなど、9品の中から1品を選んでもらい、生産者、契約者双方から大変好評でした。またJAが運営する農畜産物直売所をより魅力ある場所にするため、JAカード(クレジット)を利用して購入された場合、精算時に5%割引の特典を付けています。これらの取り組みを生産者の所得向上や販路拡大、お客さまの利便性向上につなげ、地域の活性化に寄与できればと願っています。

―食と農の魅力を伝えています。

今年度も4回目となる「食農マッチングフェア」を開きます。今年はJAや農業法人以外に、個人農業者、加工・販売業者にも出展していただき、より多くのマッチングを目指します。次世代の子どもたちに向けては、米や野菜づくり、料理教室といった「農業体験学習」に3万6千人参加いただきました。県内の小学5年生を対象に教材本「農業とわたしたちのくらし」を贈る活動と合わせて、食や農を学び、接する機会の提供に努めています。

―暮らしを守る取り組みも進めています。

高齢者を狙った特殊詐欺からお客さまの大切な財産を守るため、一定年齢以上の利用者に対する現金自動預払機(ATM)の利用限度額の引き下げを県内統一で実施しました。今年、当会は設立70周年の節目の年を迎えます。引き続き、お客さまの暮らしを守り、地域社会にしっかり貢献していきます。

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「農とあゆむプロジェクト」のロゴ
概要
組合名広島県信用農業協同組合連合会
所在地〒730-0051
広島市中区大手町4丁目6-1
Tel 082(248)9505
設立1948年7月
事業内容
  • JAサポート
  • 貯金、為替、各種サービス
  • 融資
  • 有価証券運用
  • 代理業務  他
出資金802億円
経常収益258億4435万円(2017年3月期)
職員数168人(2017年3月現在)
関連会社(株)広島県農協情報センター
ホームページhttp://www.jabankhiroshima.or.jp/