中国新聞LEADERS倶楽部
2017年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

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大辻 茂氏(おおつじ しげる)

―自社制作番組が好調。広がりも見せています。

「ひろしま深掘りライブフロントドア」(土曜午後1時〜)が、7回連続で2桁の視聴率を記録するなど快調です。その他の番組も地上波放送だけにとどめず、多彩なコンテンツに変化させてファンを増やしています。深夜の人気番組「恋とか愛とか(仮)」(木曜深夜0時15分〜)は台湾のテレビ局とともに制作。昨年12月には台湾でも放送しました。コント番組「ぶちぶちシソンヌ」(火曜深夜0時15分〜)は昨夏、番組名を冠したお笑いライブを開催。昨春にスタートした癒やし系のネコ番組「瀬戸にゃん海」(土曜深夜1時40分〜)では、キャラクターを売り出すなどの2次展開も考えています。

―インターネット分野への参入も挑戦し続けています。

シャレオ中央広場(広島市中区)にある常設スタジオ「ぽるぽるスタジオ」では毎週木〜日曜日、トーク番組をネットの「ぽるぽるLIVE」でライブ配信しています。瀬戸内を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」が江田島市の魅力を紹介する「江田島発見ジャーニー」(日曜午後3時〜)などが人気。スマートフォンやパソコンといったテレビ以外のデバイスで、いつでもどこでも当社制作の番組を見られる環境を整えています。

―今年は、広島の街を元気にする事業がめじろ押しです。

瀬戸内海のグルメや文化、観光地の魅力を体感できるイベントを3月、旧市民球場跡地(中区)で開催し、瀬戸内エリアの活性化につなげます。また、今春オープンの商業施設(佐伯区)1階で、中四国最大規模のプロジェクションマッピングを展開します。11台のプロジェクターを使って3両編成の路面電車と床を彩り、話題になるでしょう。

―ローカル放送局として、どう役割を果たしますか。

私たちは広島に住みながら、伝統的な祭りなど地域の財産をよく知っていません。ニュースや気象はもちろん、地域の話題を掘り起して上質な番組を作るのが、地方放送局の使命です。春からは新しい情報番組をスタートさせる予定。テレビ離れが進む中でも、広島東洋カープのように世代を超えて愛されるコンテンツを生み出していきます。

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概要
社名株式会社広島ホームテレビ
本社所在地〒730-8552
広島市中区白島北町19-2
Tel 082(221)7111(代)
設立1969年12月(開局1970年12月)
事業内容基幹放送事業・放送番組の制作ならびに販売
(主な自社制作番組:「HOME Jステーション」「フロントドア」「恋とか愛とか(仮)」「ぶちぶちシソンヌ」「鯉のはなシアター」「カープ道」
資本金5億円
売上高91億100万円(2017年3月期)
従業員数120人(2017年10月現在)
支社・支局東京支社、大阪支社、福山支社、福岡支社、呉支局、三次支局
関連会社(株)ホームテレビエム・エス、ホームテレビ映像(株)、(株)asovo
ホームページhttp://www.home-tv.co.jp