中国新聞LEADERS倶楽部
2017年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

健康経営 働きやすい職場から

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代表取締役社長 宗兼 邦生 (むねかね くにお)

―「ヘルシストスーパー」を掲げています。

地域の方々の健康的な生活を応援するヘルシストスーパーの実現に力を注いでいます。お客さまの健康づくりをサポートするためには、まず従業員から。私も含め全従業員が健康目標を掲げて取り組んでいます。

店舗では、地域の薬局と協働して開催する「健康フェア」に加え、昨年からスポーツジムと連携して、体操教室をスタートしました。広島県のヘルスケアポイント制度や広島市の高齢者いきいき活動ポイント事業など、行政の健康ポイント事業と連携させて、フレスタのポイントに交換できるサービスも始めています。

―働き方改革にも積極的です。

従業員が気持ちよく働ける環境があってこそ、お客さまに笑顔と満足をお届けできると考えています。有給休暇取得の促進、残業時間の削減、育児休暇を取得しやすい環境づくりに努めています。昨年は、残業時間が前年比27%削減され、9年連続で平均勤続年数が伸長しました。産休明けの女性職場復帰率は97%となり、年々上がっています。こうした取り組みから、昨年9月には、第1回広島県働き方改革実践企業に認定されました。また昨年12月には、日本政策投資銀行から飲食料品小売業界で初となる2年連続最高ランクの健康経営格付けをいただきました。

―新たな試みを実践しています。

131年前の創業時と同じことをしていたら成長はありません。お客さまへの誠実な姿勢など基本の部分は変えず、商品のあり方や提供の仕方などは時代に合わせて変えることが重要です。農業にも参入しようと、佐木島(三原市)でトマト栽培を始め、昨年11月に初出荷しました。また12月には、マーケットを広げる第一歩として、中国広東省に抹茶スイーツの店を出店しました。スーパー事業では、今春、三原スーパー(三原市)との統合が完了します。今年は2店を新規出店します。

―フレスタホールディングスを設立して、どう変化しましたか。

店舗で行っていた総菜加工などをグループ企業が担い、作業時間が短縮しました。負荷が減った分、サービスに力を入れる体制を整えます。グループ各社で連携し、本業を進化させながら事業の地域や分野を広げていきます。

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昨年10月にリニューアルオープンした
フレスタサンクス店(広島県北広島町)のスタッフ
概要
社名株式会社フレスタホールディングス
本社所在地〒733-0011
広島市西区横川町3丁目2-36
Tel 082(233)1100
設立2015年12月(創業1887年10月)
事業内容総合食料品、日用品雑貨販売のスーパーマーケットほか
資本金9300万円
売上高/連結797億円(2017年2月期)
従業員数5125人(2017年9月現在)
支社・支店・工場広島県52店舗、岡山県4店舗、山口県1店舗、合計57店舗
関係会社(株)フレスタ含む13社
ホームページhttp://holdings.fresta.co.jp/