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私=近藤美智子(43歳)=は、宮崎県佐土原町の中学を1971年に卒業。集団就職で広島に来て、三原市の繊維工場で働いていた当時、初めて広島風のお好み焼きを食べました。そのおいしさに感激しました。だけど、こうして今、自分がそのお好み焼きを焼くことになるとは、夢にも思いませんでした。
友達を通して知り合い、結婚した主人=店主の幸男さん(48歳)=と、1995年に最初の店を、五日市町に開店。主人の方は、瀬戸田高校卒。地元の造船所、次いで広島市内の中華料理店で17年間働いた後、独立を果たしたお好み稼業でした。この店は、住宅団地の中。主人は専ら、売り上げの8割を占める出前の配達係りで、私が中心になって焼いていました。
ところが、一日に15−20軒に及ぶ配達の仕事。主人が体力の限界を訴え、府中町青崎に、店内でだけお好みを提供する、今のこの店「414(よいしょ)」を開店しました。もとのお好み店を引き継いだため、「対面式」ではない構造。お客様を背にして焼くのは「心残り」がして、いやです。今以上に店を繁盛させて、対面式に改造。一時も早く五日市時代のようにお客様とお話ししながらお好みが焼けるのを心待ちにしています。
うちのは、「庶民の味」をモットーにしています。(青)
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